『バリアフリーのおいしいお店を紹介するグルメ本が登場!』

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2019年10月23日(水) デイリー「ホッと」トピックス
『バリアフリーのおいしいお店を紹介するグルメ本が登場!』
身体に障がいのあるかたにも、さまざまなジャンルのおいしいお店で
食事を楽しんでもらおうと、『散歩の達人 首都圏バリアフリーなグルメガイド』という
ムックが出版され、話題となっているそうです。
こちらの企画を発案したのは、調布市にお住まいのフリー編集者兼ライター・
和久井香菜子さん(48)。
4年ほど前から、障がい者のかたと仕事をするようになったという和久井さん。
打ち合わせなどで飲食店に集まる際、「車いすが入れる個室があるか」
「盲導犬がOKで、食物アレルギーにも対応しているか」など、打ち合わせに
参加する人の条件に合う店を見つけるのに苦労し、店も限られていたそうです。
そんななか、障がい者が利用しやすく、食事もおいしい店を紹介するグルメ本が
あれば便利だと思い、このようなムックを考えたのだとか。
まず、和久井さんの考えに共感してくれたライター仲間と一緒に、ネット検索などで飲食店を
リストアップ。そして、今年の4月から東京、千葉、埼玉、神奈川の1都3県、
合わせて120軒以上を取材。
入り口の幅や、店内の段差・スロープの有無などに加え、
「食材の切り分けにできる限り対応してくれるか」「嚥下(えんげ)食などの相談ができるか」
なども重視し、最終的に90軒を厳選し、掲載することに。
ちなみに、スタッフの理解があり、相談しやすい雰囲気であれば、
完全なバリアフリーでない店も掲載しているそうです。
また、すべてお店のトイレの写真を掲載しているのも、このムックならでは!
主な掲載内容としては......、
「お手洗いにもスイスイ♪設備バッチリの最高飲食店」
「編集部おすすめ! 設備満点の店」
「ホテル併設のホスピタリティ自慢の店」
「大切な人と行きたい、とっておきの店」
「ゆっくり過ごせるカフェごはん&スイーツ」
「みんなで一緒にワイワイ!安心メニューのこだわり店」
「メニューの相談ができるアレルギー対応店」
「絶品! 見た目も美しい やわらか食グルメ」など。
こちらの『散歩の達人 首都圏バリアフリーなグルメガイド』は、
交通新聞社から1540円で発売中です。