『産業廃棄物を再利用した鉛筆がイタリアから初上陸!』
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2019年10月2日(水) デイリー「ホッと」トピックス
『産業廃棄物を再利用した鉛筆がイタリアから初上陸!』
「Perpetua(ペルペトゥア)」と名づけられた鉛筆は、イタリアの
ハイテク工場で生じた廃棄物「グラファイト」の粉末を加工したもの。
ちなみに、「グラファイト」というのは自動車産業や航空産業など、さまざまな
産業で使われていますが、リサイクルが難しいため、その処分方法が確立されて
おらず、地球規模の社会問題となっているそうです。
そんな「グラファイト」を加工して作った鉛筆「ペルペトゥア」は、
一般的な鉛筆に比べると少し重い15グラムほどです。
黒鉛の芯が真ん中にある木製の鉛筆と違い、全部が真っ黒い芯でできているのが
特徴ですが、あやまって落としても折れづらく、驚くほど長持ちするのだとか!
ちなみに、一般的な鉛筆の摩耗距離が56km程度なのに対して、
「ペルペトゥア」は、なんと一般的な鉛筆のおよそ20倍となる、最大1120km!
また、一緒に付いている消しゴムに関しても、再生可能資源を原材料とした
バイオプラスチック製なのだとか。
もちろん、書いた文字は普通の消しゴムでも消すことができるほか、
通常の鉛筆削りを使用することも可能だそうです。
また、通常の鉛筆を作るのに必要な木材や金具、接着剤なども必要なく、
作業の工程で使用する電力や水なども大幅に削減できるため、
とにかく"地球に優しい鉛筆"となっています。
こちらの「ペルペトゥア」は、大手のネット通販サイトなどで扱っており、
1本・税込880円程度で発売中です。
詳しくは、「Perpetua(ペルペトゥア)」で検索してみてください。