『誕生から1年、「ラーほー」の人気が上昇中!』

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2019年8月13日(火) デイリー「ホッと」トピックス
『誕生から1年、「ラーほー」の人気が上昇中!』
「ラーほー」とは、山梨県の郷土料理として愛されている「ほうとう」と、
ラーメンをコラボさせた新たな食べ物で、去年の7月、山梨県の笛吹市で
誕生したそうです。
桃やブドウといった果物の産地として全国的にも知られる笛吹市には、
そういった果物を目当てに多くの観光客が訪れています。
しかし、そんな観光客の皆さんに楽しんでもらう名物料理がないのが、
笛吹市としては長年、悩みの種だったそうです。
そんななか、2017年、新たな名物料理の開発に乗り出すことを決意!
笛吹市・観光商工課を中心にさまざまなアイデアが挙がりましたが、
どれも決め手に欠けるモノばかりだったため、山梨県内のラジオ番組に長年
出演されてきた、フードコーディネーターの西本淑子さんに依頼することに。
その結果、西本さんからは20種類以上の提案があり、そのひとつが「ラーほー」
だったそうです。
一般的に、飲食店で提供される「ほうとう」は、根菜など多くの具が入っている
ことなどから、価格は1000円台とやや高めであること、また、厚い麺は
煮込むのに時間がかかるというのが「ほうとう」の問題点であることに着目。
開発にあたって、それらの"弱点"の改善を目指したという。
まず、材料費を抑えるためにラーメンの具材を使い、麺は通常のほうとう麺より
薄くすることで、「ほうとう」の問題点を改善することに成功!
その後、市の取り組みに賛同してくれたお店で「ラーほー」の提供がスタート。
当初、12軒だった「ラーほー」を提供するお店が、1年経った今では28軒にまで増加!
また、提供するお店が増える中で、それぞれのお店が個性を競い合い、
さまざまな種類の「ラーほー」が誕生しているのだとか。
さらに、最近ではお土産としての需要も高まっており、高速道路のサービス
エリアなどでは、予想を上回る売れ行きとなっているそうです。
夏休みの旅行などで笛吹市を訪れた際には、ぜひ一度、「ラーほー」を
味わってみてください。