『日野市が"見せられない手帳"を発売!?』
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2019年7月3日(水) デイリー「ホッと」トピックス
『日野市が"見せられない手帳"を発売!?』
東京都・日野市が、地元の魅力を発信しようと作った職員用の虎の巻、
その名も「絶対に人に見せてはいけない職員手帳」が、
先日、一般向けの書籍として発売され、話題となっているそうです。
当初は、挑発的な内容も含むため、日野市では「販売はしない」と説明していましたが、
それを撤回しての一般発売。
その背景には、いったい何があったのでしょうか?
今年2月、日野市への問い合わせや意見・それに対するユニークな回答などを
まとめ、製作した「絶対に人に見せてはいけない職員手帳」を2000人の職員に配布。
すると、その直後からネットをはじめ、さまざまな媒体で話題と
なり、全国の地方自治体から問い合わせが相次ぎました。
その後も、「譲ってほしい」という電話が殺到したことや、市民から
「日野をPRするのに隠してはいけない」といった"お叱りの意見"が寄せられたことも
後押しとなり、今回、その"極秘手帳"を「書籍」として発売することを決定したといいます。
書籍のタイトルは「絶対に人に見せてはいけない日野市の職員手帳」。
日野市のことを知らない人をファンに変えるための秘策として、
およそ40の問いかけに対する、ユーモアあふれる回答例を掲載しています。
たとえば、「日野って、どこにあるの?」という質問には、立川市と八王子市の
あいだで埋没しがちな知名度の低さを逆手にとり、
「東京のど真ん中。太刀持ちに八王子、露払いに立川を従えた横綱」と回答。
さらに、土俵入りする「横綱・日野」のイラストも添えました。
そのほか、「日野の魅力って?」という問いに対しては、「魅力がないのが魅力」
といった回答を掲載しているなど、とにかくユーモアたっぷり!
また、本には手帳を作ることになった経緯なども追加で収録しています。
こちらの「絶対に人に見せてはいけない日野市の職員手帳」は、東邦出版から1200円+税で発売中です。