『東京都が新たな品種のイチゴを開発!』

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2019年5月29日(水) デイリー「ホッと」トピックス
『東京都が新たな品種のイチゴを開発!』
「あまおう」「とちおとめ」「紅ほっぺ」など、名前を挙げればキリがない
ほど、日本にはおいしいイチゴの品種がたくさんあります。
そんななか、東京都の研究機関である「農林総合研究センター」が、
新たな品種を開発し、話題となっています!
「東京おひさまベリー」と名付けられた新たな品種のイチゴは、全国でも珍しくなってきている
露地栽培用の品種のため、ハウスを持たない農家でも栽培できるのが大きな特徴です。
ちなみに、「東京おひさまベリー」という名前には、「おひさまの下で採れたら」
という想いが込められているのだとか。
このような新たな品種のイチゴを開発することになった背景には、都内の農家からの声があったという。
現在、市場に出回っているイチゴの大半はハウスで栽培されたモノで、
比較的栽培面積の小さい都内の農家からは、大型の設備を
必要としない露地栽培用の品種を求める声が多かったそうです。
そんな声を受けて、東京都農林総合研究センターでは、平成9年から開発に着手。
そこから20年近い歳月をかけて、遂に新たな品種が完成しました。
なお、現在の露地栽培向けの主力品種は、およそ60年前に誕生したモノで
あるため、"60年ぶりの大型新人"として、「東京おひさまベリー」に対する期待が
高まっているとのこと。
「東京おひさまベリー」は、これまでの露地物の品種に比べて糖度が高く、大きさもおよそ1・4倍に!
果肉も中心部まで赤く、ジャムやコンポートにした場合に、きれいな色合いになるのも特徴のひとつなのだとか。
先日の発表会見では、東京都の小池百合子知事が「東京オリジナルの農作物で、
東京の稼ぐ柱のひとつになる」と、自信満々に語っていたとのこと。
来年の5月ごろには、直売所や摘み取り農園などで販売予定です。
東京都が開発した「東京おひさまベリー」、来年の今ごろにはリスナーの
皆さんの口に入ると思いますので、ぜひ注目してみてください。