『ガスミュージアムで「没後130年『井上安治』展」開催中!』

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2019年5月22日(水) デイリー「ホッと」トピックス
『ガスミュージアムで「没後130年『井上安治』展」開催中!』
このコーナーでも、たびたび取り上げております、
東京都・小平市にある『東京ガス・ガスミュージアム』。
そんな『ガスミュージアム』において、現在、
『没後130年「井上安治」展』という企画展が開催されているそうです。
こちらの井上安治さんというのは、1864年(元治元年)に浅草に生まれた画家。
15歳のとき、「光線画」の作品で人気を博していた小林清親(きよちか)の下に
入門し、1880年(明治13年)には早くも作品を発表しています。
師匠の作風を模倣しつつも、自身の感性で捉えた東京の風景を表現し、
師である小林清親が「光線画」を手がけなくなってからも作品を描き続けました。
また、代表作のひとつに1881年(明治14年)から亡くなる年まで手がけた、
「東京真画名所図解」と呼ばれる作品があります。
134点からなるこちらの作品では、文明開化後の東京の風景を題材に取り上げ、描きあげています。
その後、1884年(明治17年)からは、「探景(たんけい)」の画号を用いて
三枚続きの開化風景や教訓画、時事報道関係、相撲絵なども描くようになりました。
しかし、1889年(明治22年)に26歳の若さで亡くなり、
その活躍も終わりを迎えることに......。
今回の『没後130年「井上安治」展』では、井上安治が描いた文明開化後の
東京の様子を取り上げた作品を中心に、亡くなるまでのわずか10年あまりの
活動期間に描かれた、さまざまな分野の作品を紹介しています。
こちらの『没後130年「井上安治」展』は、6月23日(日)まで、
ガスミュージアムにあります「ガス灯館」2階・ギャラリーで開催されています。
入館料は無料。
開館時間は午前10時から夕方5時まで。
月曜日は休館日です。
会場となる『東京ガス・ガスミュージアム』へは、西武新宿線・花小金井駅からバスで10分ほど。
なお、詳しくは『東京ガス・ガスミュージアム』のホームページをご覧ください。