『迷子連絡シール「おかえりQR」が話題に!』
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2019年4月3日(水) デイリー「ホッと」トピックス
『迷子連絡シール「おかえりQR」が話題に!』
QRコードを活用し、迷子となっている人の現在地を発見者が伝えてくれるという新たなサービス、
その名も「おかえりQR」が話題となっているそうです。
こちらの「おかえりQR」を手がけているのは、主に地図や旅行ガイドなどを出版している「昭文社」。
まず、お年寄りや子どもの持ち物にQRコードのついた専用シールを貼ります。
すると、迷子の人を見つけた人がスマートフォンでQRコードを読み取り、
電子メールで位置情報を送る仕組みとなっています。
「昭文社」の事業基盤である地図データベースで培った地図や位置情報を活用しているのだとか。
「おかえりQR」の専用シールはいちばん大きな名刺大のモノをはじめ、大中小の3つのサイズがあります。
シールを貼る前に、専用サイトでID番号と電子メールアドレスを登録して
おくと、第三者がQRコードを読み取った際にメールが届きます。
発見者も通知を受ける家族も個人情報を開示することなく利用できるので安心です。
また、いわゆるガラケーでもQRコードを読み取ることができれば使用可能!
こちらの「おかえりQR」を考案したのは、「昭文社」のビジネス開発本部の
「おかえりQR」企画開発責任者・池田有作さん。
2017年の夏頃、池田さんが交通量の多い道路を渡ろうと徘徊しているお年寄りを見かけたのがキッカケ。
社内に蓄積されたノウハウを検討するなかで、QRコードであれば簡単に荷物に
付けることができ、昭文社が持つ地図と位置情報サービスとも相性がいいという
答えに結び付いたのだとか。
去年の10月から、埼玉県の川口市や戸田市など一部の郵便局でのみ販売されて
いたが、その人気の高まりを受けて、今年2月からはアマゾンなどのネット通販
にも販路を拡大。その結果、これまで以上に話題となっているのだとか。
サイズが異なる23枚のシールがセットになっており、価格は税込3240円で。
なお、詳しくは「おかえりQR」で検索してみてください。