『「いだてん」ゆかりの地をめぐる茗荷谷エリアマップが完成!』
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2019年4月23日(火) デイリー「ホッと」トピックス
『「いだてん」ゆかりの地をめぐる茗荷谷エリアマップが完成!』
"日本マラソンの父"とも呼ばれ、今年の大河ドラマ『いだてん』の
主人公としても注目を集める、金栗四三(かなくり・しそう)さん。
そんな金栗四三さんのゆかりの場所が描かれた、文京区・茗荷谷エリアのマップが完成し、
話題となっているそうです!
ちなみに、金栗四三さんは1910年、今の丸ノ内線・茗荷谷駅の近くに
あった東京高等師範学校(現在の筑波大学)に進学し、宿舎のあった湯島聖堂
あたりから毎日走って通学していました。
そして、当時の校長であり、講道館柔道の創始者である嘉納治五郎(かのう・じごろう)に、
その才能を見出されたほか、文京区・大塚にあった足袋店「播磨屋」の
店主・黒坂辛作(くろさか・しんさく)とマラソン足袋を開発するなど、多くのかたの支えを得て、
日本人初のオリンピック出場を果たしました。
つまり、金栗さんにとって文京区は、まさに「青春の地」と言える場所。
そんな金栗さんの足跡を手軽にたどることができるマップを制作したのは、
茗荷谷エリアに特化した情報サイト「茗荷谷界隈プロジェクト」を運営されている
稲富滋(いなとみ・しげる)さん、71歳。
金栗さんの恩人ともいえる嘉納治五郎さんの像が建っている場所や、
足袋で金栗の走りを支えた「播磨屋」の跡地など、金栗四三さんゆかりの場所を中心に、
界隈の名所・旧跡など97ヶ所を紹介しています。
さらに、金栗さんがマラソンの練習に使ったと考えられるコースが記されている
ほか、茗荷谷散策の途中で立ち寄れるカフェなど222軒のお店も紹介しています。
マップは四つ折りで、広げるとA3サイズになる。
現在、地域の案内拠点「茗荷谷インフォメーション」のほか、茗荷谷駅などに置かれています。
また、文京区では、金栗四三さんが走って通学していたと想定されるコース周辺にある、
ゆかりの地・7ヶ所を巡るスタンプラリーも開催中。
スタンプをすべて集めると、金栗さんにまつわるオリジナルグッズがもらえるのだとか!
ぜひ、マップを手に茗荷谷エリアを散策しながら、こちらのスタンプラリーにも参加してみては
いかがでしょうか?