『地域の災害事情をVRで体感!』
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2019年4月22日(月) デイリー「ホッと」トピックス
『地域の災害事情をVRで体感!』
大きな地震をはじめ大雨や火災など、いつ自分のまわりで起こるか
わからない災害。日ごろからの備えが大切だと頭ではわかってはいても、
非常食の準備程度しかできていない方が多いのではないでしょうか?
そんな中、東京・品川区では区民の防災意識を高めるため、品川区内で
地震や火災が発生したときの様子を、VR(バーチャルリアリティー)で
体感することができるシステムを独自で開発し、話題となっているそうです。
今回、品川区が開発したVRは、高層マンションや木造住宅の密集地域など、
品川区特有の災害事情に応じた体験ができるのが大きな特徴で、このような
取り組みは東京23区では初めてとのこと。
360度の映像が見られるヘッドマウントディスプレイを使い、
ゲーム感覚で防災意識を高めることができるため、早くも人気に!
こちらのVRを体験できる「しながわ防災体験館」では、
去年の6月からビル火災での避難を体験できるVRを導入。
そして、東日本大震災から8年を迎えた先日、新たに体験可能な
オリジナルVRの種類を充実させました。
新たに加わったのは、マンション室内での長周期地震動を体験できる
「マンション編」と、地震発生直後の避難を体験できる「避難編」の2つ。
マンション編はパソコン版のみで対象年齢が13歳以上。
このため、避難編は小学生たちも体験できるようにパソコン版のほか、
すべての年齢を対象にしたスマートフォン版も制作したのだとか。
品川区内の災害事情をVRで体感できる「しながわ防災体験館」は、
JR線・東急線・りんかい線 大井町駅から歩いて8分ほど、
東急大井町線 下神明駅から歩いて5分ほどの場所にある、
品川区役所・第2庁舎の2階にあります。
開館時間は午前9時~午後5時。月曜、土曜・祝日は休館。
入館は無料。
また、こちらの「しながわ防災体験館」では、消火器や消火栓を使った
初期消火体験をはじめ、火災などで煙が発生した場合の避難姿勢の体験、
訓練用の人形を使った応急救護体験など、さまざまな体験コンテンツが
用意されています。ぜひ一度、お出かけになってみてはいかがでしょうか?