『これで通勤も快適に!?座席指定の有料車両が続々と登場!』(後編)
※放送終了後1週間しかお聴きになれません。
※詳しくはコチラをご覧ください。
2019年4月5日(金) デイリー「ホッと」トピックス
『これで通勤も快適に!?座席指定の有料車両が続々と登場!』(後編)
昨日に引き続き、ここ数年、首都圏エリアを走る鉄道各社で相次いで導入
されている、数百円程度の追加料金を払うことにより、座って通勤できる
『座席指定サービス』についてお伝えしました。
まずは、東京急行電鉄が去年の12月に導入した「Q SEAT」。
大井町駅から長津田駅へ向かう急行のうち、平日の午後7時から11時台の
5本を対象に、7両編成のうち1両を座席指定車両としています。
こちらは、大井町線を利用して田園都市線方面に帰宅する際の着席ニーズに
合わせて作られたもので、通常運賃の他に400円の指定料金が必要となります。
車両は長距離列車に多いクロスシート座席が中心で、車内でも仕事ができる
ようにコンセントや無線LANサービスも用意されているのだとか。
運行開始から数ヶ月程度にも関わらず、早くも評判となっており、
利用者からは「ぜひ東急のほかの路線でも導入してほしい」」という
声が届いているそうです。
そして、最後はJR東日本について。JR東日本では先月のダイヤ改正で、
これまでの有料通勤列車「中央ライナー」「青梅ライナー」の運行を
取りやめ、新たに通勤向け特急「はちおうじ」と「おうめ」を導入。
こちらは、例えば八王子から東京までだと、通常運賃プラス750円で
座って快適に通勤することができます。また、スマートフォン・
携帯電話から申し込む「えきねっとチケットレスサービス」を利用
すると料金が割引になるのだとか。
なお、時間の都合でご紹介できませんでしたが、そのほかの私鉄各社でも
座席指定サービスの導入が広がっていますので、詳しくはそれぞれの会社の
ホームページなどをチェックしてみてください。