『東日本大震災から8年目の福島を巡る旅』
今週の『くにまるジャパン探訪』は特別編。
邦丸さんが、毎月第2木曜日にお届けしている「月例復興報告」で
おなじみ、移動型ニュースエディター・ブルーイッシュメディアの
山本ケイゾーさんと一緒に、まもなく東日本大震災から丸8年を
迎える『福島』を訪ねた模様をお送りしました。
会津若松駅に到着した一行は、タクシーで10分ほどの場所にある
東山温泉へと移動。
東山温泉で「千代瀧」「新瀧」「不動瀧」という3つのホテルを経営
されている「くつろぎ宿」にお邪魔しました。
こちらのホテルでは、震災直後の3月12日には被災者の無料受け入れを
表明。一時、大熊町など福島県の沿岸部から、最大で1350名ほどの被災
された方が身を寄せていたいたそうです。
当時、そのような決断をされた際の様子などを、取締役・マーケティング
部長の渡部一貴さんに伺いました。
この日は「くつろぎ宿・千代瀧」にお世話になり、翌朝は磐越西線の難所、
「磐梯町駅」から「翁島駅」間の勾配が見渡せるポイントへ。
こちらの磐越西線は普段、貨物列車が走ることはない路線ですが、震災後、
東北本線が宇都宮から仙台間で不通となったため、JR貨物は新潟経由で
この磐越西線を通って、郡山まで石油列車を走らせる決定を下しました。
しかし、磐越西線は急勾配と急カーブが連続する国内屈指の難ルートで、
しかも、非電化区間のため、ディーゼル機関車を投入する必要があり、
津波の被害はありませんでしたが、震災の揺れで線路がゆがんだり、
盛り土が崩れるなど相当な補修が必要でした。
一体どうやってこの難問をクリアしていったのでしょうか!?
この南東北の被災地へ、エネルギーを運ぶ「石油列車」の物語は、
来週月曜日にお届けします。
続いては、福島県双葉郡楢葉町にあります『Jヴィレッジ』へ。
約3年前、邦丸さんたちが訪ねた当時は、福島第一原子力発電所の
事故に対応するための拠点となっており、敷地内には関係者が暮らす
プレハブなどが並んでいました。
そんな『Jヴィレッジ』が見事、本来の姿に!
復活までの道のりなどを、『Jヴィレッジ』事業運営部の猪狩安博さんに、
『Jヴィレッジホテル』の4階にある展望スペースで伺いました。
雪の降り方が強まる中、猪狩さんと一緒にメイン施設である
『Jヴィレッジ・スタジアム』へと移動。
あらためて、当時を振り返っていただきました。
このあたりで『Jヴィレッジ』に別れを告げ、福島県内をさらに南へとくだり、
いわき市に移動。サッカー・JFLに所属する『いわきFC』の活動拠点、
『いわきFCパーク』にお邪魔しました。
さっそく、エレベーターで3階にあるレストランフロアへと移動。
この番組にもたびたびご登場いただいている、サッカー日本代表の専属シェフ
・西芳照さんのお店『NISHI's KITCHEN』へ!
ちょうどランチタイムだったため、人気メニューの四季彩弁当を
いただきました!
このボリュームとクオリティで1620円(税込)という安さに、
一同、驚きを隠せませんでした。
そして、最後に、東日本大震災からまもなく丸8年を迎える今の心境を、
西さんに伺いました。
なお、こちらの『NISHI's KITCHEN』では、我々がいただいた四季彩弁当
だけではなく、実際に日本代表の選手たちも食べているというカレーや
ハンバーグなども味わうことができます。また、運が良ければ、西シェフ
からサッカー日本代表の裏話などを聞くことができるかも!?
ぜひ、一度『いわきFCパーク』へ!
次回は、邦丸さんが"女の園"に潜入した模様をお届けします。
お楽しみに!
★☆★☆★本編は