『"あの瞬間"を体験できるスポットが人気に!』
※放送終了後1週間しかお聴きになれません。
※詳しくはコチラをご覧ください。
2019年3月5日(火) デイリー「ホッと」トピックス
『"あの瞬間"を体験できるスポットが人気に!』
まもなく幕を閉じることになる「平成」という時代。
そんな「平成」を象徴するシーンを体験できるということで、
話題となっているみたいなのですが、みなさんは、どんなシーンを思い浮かべますか?
そのシーンとは、当時の小渕恵三・官房長官が「平成」と書かれた書を
掲げて、新たな元号を発表した瞬間!(厳密に言えば、あの発表会見が行われた日は昭和ですが......)
その瞬間が体験できる場所は、茨城県・つくば市にある「国立公文書館」のつくば分館。
ちなみに、国立公文書館というのは、国の重要な公文書や江戸幕府から
引き継いだ貴重な古書・古文書を永く保存し、利用するための施設です。
こちらの「つくば分館」では、多くの貴重な資料を所蔵しているほか、
その所蔵物を紹介するための常設展示室を設け、日本国憲法(複製)等の
貴重な資料を展示しています。
そんな「国立公文書館・つくば分館」で人気となっているのが、
1989年の新元号の発表に使われた「平成の書」の記念撮影コーナー。
テレビ画面をイメージさせる枠があり、当時の小渕・官房長官が記者会見で
掲げた書の複製クリアファイルを持てば、小渕さんになった気分が味わえます!
当時の総理府(現在の内閣府)で賞状制作などを担当する職員が書いた
「平成の書」は、国立公文書館が所蔵しており、本館とつくば分館は去年の春、
その書をモチーフにしたクリアファイルの販売を開始しました。
そして、つくば分館だけのサービスとして、購入者に限って記念撮影を
楽しんでもらえるコーナーを設置したところ、たちまち大人気に!
ちなみに、「つくば分館」のご担当者に伺ったところ、クリアファイルを
購入されたかたの半数近くは小渕さんの気分を味わっていくそうです。
こちらの複製クリアファイルは、1枚300円で発売中。
先日、一旦は完売したが、新たに入荷したので大丈夫とのことです。
現時点で、終了時期は決まっておらず、少なくとも春休み期間中は
継続しているとのことです。
こちらの「国立公文書館・つくば分館」へは、つくばエクスプレス・つくば駅から
バスの利用が便利です。
開館時間は、あさ9時15分~夕方5時まで。土・日・祝日・年末年始は休館。入館は無料。
なお、本館では行っていない書庫内を見学できるガイドツアーなども
開催しているので、興味のあるかたは「国立公文書館」のホームページをご覧ください。