特集企画「あの日、届けたかった想い」
2019年3月11日(月)極シアター
東日本大震災から丸8年を迎えた本日の極シアターは、
特集企画『あの日、届けたかった想い』。
今回は、東日本大震災により甚大な被害を受けた街のひとつ、
宮城県女川町の中学生たちが、2011年の5月と11月に国語の
授業で詠んだ俳句について、実際に詠まれた句を紹介しながら、
当時を知る方々の声などをお伝えしました。
まず第一幕では、その俳句の授業を担当した、当時の女川一中の
国語教師・佐藤敏郎先生へのインタビューを中心にお届けしました。
続いて第二幕では、その俳句を『女川一中生の句 あの日から』という
一冊の本にまとめられた、朝日新聞の記者・小野智美さんにお話を伺った
模様をお送りしました。
そして第三幕では、そのときの生徒のひとりで、現在は早稲田大学に
通われている木村竣哉さんへのインタビューを中心にお届けしました。
★☆★☆★本編は
こちら | からお聴きいただけます♪(放送後一週間以内)★☆★☆★
『東北へ石油列車を走らせろ! 鉄道マン達の奮闘』
今週の『本屋さんへ行こう!』は特別編。
東日本大震災特集企画『東北へ石油列車を走らせろ!
鉄道マン達の奮闘』をお届けしました。
東日本大震災の発生後、深刻な燃料不足に陥っていた東北地方に
石油を届けるために奔走した鉄道マンの皆さんたちの奮闘ぶりを、
当時を知る関係者の声を中心にお届けしました。
★☆★☆★本編は
こちら | からお聴きいただけます♪(放送後一週間以内)★☆★☆★
『「防災落語」が一冊の絵本に!』
※放送終了後1週間しかお聴きになれません。
※詳しくはコチラをご覧ください。
2019年3月11日(月) デイリー「ホッと」トピックス
『「防災落語」が一冊の絵本に!』
東日本大震災から丸8年を迎えたということで、
今日は「防災」にまつわる話題をお届けしました。
1995年に発生した「阪神・淡路大震災」。
その「阪神・淡路大震災」を題材に「防災落語」という演目を3本作り、
長年、演じてこられた落語家の三遊亭京楽師匠が、自ら「防災落語」を
一冊の絵本にまとめられたそうです。
1995年、当時、すでに真打となられていた京楽師匠は、大学時代の同級生が
被災したという話を聞き、発生から2ヶ月後にボランティアとして神戸へ。
ぺしゃんこになった家やガレキだらけのなか、落語を上演。
それまでは大半の人が押し黙っていたが、いざ落語を披露すると拍手が
やまなかった。そのとき、"落語の持つチカラ"を実感した京楽師匠は、
以降、1年間で10回近く被災地に足を運んだとのこと。
そんななか、あることに気がついた京楽師匠。
それは「被災地以外の人は、震災のことをよく知らない」ということ。
そこで、阪神・淡路大震災により、被災地ではどんなことが起こって
いたのかを、創作落語を通して伝えたいと考えました。
まずは師匠である、今は亡き5代目・三遊亭円楽さんに相談。
すると師匠から「古典落語に出てくる八っつぁん・熊さんは、今で言えば
問題児。同じように鼻つまみ者の視点で描いてみれば」というアドバイスが。
そのアドバイスを受けて浮かんだのが、なんと「ゴキブリ」!
"嫌われ者"が、震災から復興していく人間に感心し、救命救護に飛び回る
噺にしようと考え、阪神・淡路大震災の翌年に「防災落語・ゴキブリの子守唄」
を完成。そして、それを基に作り上げたのが、絵本「ゴキブリの子守唄」。
ちなみに、絵も京楽師匠が描かれているそうです。
お話の内容としては、2匹のゴキブリが、それぞれ住み着いた家が阪神・淡路
大震災で被災したところから始まる。その後、家主の娘さんが通う小学校が
再開すると、自宅が崩れて亡くなった校長先生への追悼文が読み上げられる。
"最後の言葉が「子どもたちは大丈夫か」だったと聞いて、胸がいっぱいに
なりました。最後まで心配してくれて、どうもありがとう"
また、ゴキブリたちが病院に行った場面では、
"血が出ているのに、治療をしているお医者さん。足を引きずりながら、
一生懸命看病をしている看護婦さんがいました。自分のことだって大変なのに"
そして、物語の最後には、ゴキブリたちが人間を見直す。
"みんなの力を合わせて立ち上がるこの生命力、俺たちゴキブリも
見習わなくっちゃいけねーな"
......といったお話になっています。
ちなみに、こちらのお話は実話を基に作られているそうです。
また、巻末にはAEDの使い方をはじめ、何かあったときの応急処置の方法
なども掲載されています。
現在、アメリカ版を製作中で、ゆくゆくは世界中に届けたいとのこと。
なお、こちらの絵本は自費出版のため、書店などには置かれていません。
興味を持たれたかたは、三遊亭京楽師匠のブログなどをご覧ください。
贅沢な気分になる!『<訳あり>マロングラッセ』
今日は『<訳あり>マロングラッセ』をご紹介しました。
原料の栗は、イタリア産100%!大粒で柔らかく、『マロングラッセ』にピッタリの栗です。
この栗に、本場ヨーロッパの製法で、バニラビーンズと洋酒を利かせたシロップに
10日~2週間もの間漬け込んで、『マロングラッセ』に仕上げています。
香りがよくしっとりして、甘みもたっぷり!
メーカーは、国内のマロングラッセ製造の老舗《フタバ食品》。
正規品は百貨店や高級洋菓子店で売られていたり、
高級レストランやホテルでケーキに使われたりするほど!
それが割れや欠けがある『訳あり』というだけでお買い得ですよ。
1袋・120g入りが10袋。計1.2キロでお届けします。
120gの小分けになっていて、食べきりやすく持ち歩きにも便利。
1袋ずつ賞味期限などの表示もあるので、おすそ分けにもおすすめです!
詳しくは
文化放送ショッピング | をご覧ください。
浪曲師・玉川太福さん
2019年3月10日(金) 極シアター
きょうの『極シアター』は、演芸界のワンダーボーイ、浪曲師・玉川太福さんをお迎えしました。
このコーナー2回目のご出演となった玉川太福さんに、今回は「浪曲入門編」として、浪曲の魅力をたっぷりと、スタジオで生で披露していただきました。
★☆★☆★本編はこちらからお聴きいただけます♪(放送後一週間以内)★☆★☆★
■浪曲師・玉川太福さん出演情報
●3月30日(土)
「第1回 玉川太福・宝井梅湯 二人会」 午後5時30分開演
会場:神保町・らくごカフェ
木戸銭:予約2,500円 当日3,000円
●3月31日(日)
「第6回 根津の会〜浪曲に火をつけろ!〜」 午後6時開演
会場:根津・ボンファイアー
木戸銭:1,500円(ワンドリンクオーダー制)
●4月9日(火)〜11日(木)
「清水次郎長伝 連続読み」 午後7時開演
会場:日本橋社会教育会館
●4月26日(金)〜28日(日)
「渋谷に福来たるSPECIAL2019 ~落語フェスティバル的な~」
・4月26日(金)午後7時開演 「ソーゾーシーmeets福来たる」
会場:渋谷区文化総合センター大和田 伝承ホール
椅子席:2,500円/桟敷席:2,300円
・4月28日(日)午後4時30分開演 「浪曲 玉川太福の世界」
会場:渋谷区文化総合センター大和田 伝承ホール
椅子席:3,000円/桟敷席:2,800円
●5月5日(こどもの日)
「太福浪曲劇場」
会場:群馬県・ながめ余興場
CD「浪曲 玉川太福の世界」(ソニー・ミュージックダイレクト)
古典篇 「若き日の大浦兼武」「青龍刀権次(二)召し捕り」「天保水滸伝 鹿島の棒祭り」
新作篇 地べたの二人「おかず交換」「道案内」「配線ほどき」「湯船の二人」
ともにそれぞれ税込み2,300円
詳しくは、ソニー・ミュージックダイレクト「otonano」オフィシャルサイトをご覧ください。
■浅草木馬亭
■玉川太福.tokyo
■玉川太福さんのプロフィール
1979年、新潟県のお生まれです。
大学卒業後はコント作家として台本を描き、自ら上演する活動を続けられました。
27歳のころ、将来や目的が見えなくなっている自分に気づきいた時、知り合いの俳優さんから「浪曲って知ってる?」と渡されたのが、「玉川福太郎独演会」のチラシ。はじめて観た浪曲は面白いと思えなかったそうですが、でもやはり気になり、それから浅草・木馬亭(もくばてい)に通うようになりました。
そのうち声の迫力や表現力に圧倒され、どんどん浪曲の世界に引き込まれ、浅草にある日本浪曲協会の事務所の前から電話をかけ、浪曲師になりたいと正面から門を叩き、体当たりの末、二代目・玉川福太郎の元に入門されました。
年間50公演を超える独演会を開催し、「天保水滸伝」や「清水次郎長伝」といった古典の名作を継承する一方、新作では代名詞となっている「地べたの二人」シリーズをはじめ、時事ネタ・天気予報・身辺雑記まで幅広く唸り、瀧川鯉八・春風亭昇々・立川吉笑との創作話芸ユニット"ソーゾーシー"でも活動。
2017年からは山田洋次監督、松竹株式会社の許諾を得て「男はつらいよ」シリーズの浪曲化にも挑戦している玉川太福さんです。
★☆★☆★本編はこちらからお聴きいただけます♪(放送後一週間以内)★☆★☆★