『三鷹市が「絵本の思い出欄」を加えた母子健康手帳を配布へ!』
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2019年2月25日(月) デイリー「ホッと」トピックス
『三鷹市が「絵本の思い出欄」を加えた母子健康手帳を配布へ!』
母子健康手帳に親子で読んだ絵本を記録できる「絵本の思い出欄」を
新たに加えるという取り組みが、東京・三鷹市で始まるそうです。
そもそも母子健康手帳というのは、それぞれの市町村に妊娠届を提出した
際に手渡されるモノ。全国共通と思われている人も多いですが、実はそう
ではありません。親子の健康状態や出生時の体重、予防接種の記録など、
母子健康手帳に掲載する基本的な項目は、母子健康法で定められていますが、
それ以外に関しては、それぞれの自治体の裁量により掲載項目を追加できる
のだとか。
そんな中、三鷹市が母子手帳に追加することになったのが「絵本の思い出欄」。
こちらのページには、読んだ絵本のタイトルとその作者、さらにはその絵本を
読んであげたときの子どもの様子なども記録できるようにするとのこと。
また、絵本を借りることができる市立図書館の地図や、開館時間なども掲載
されているので、とても便利!
三鷹市の担当者の方に伺ったところ、母子手帳に「絵本の思い出欄」を追加
することにより、絵本をより身近な存在として感じてもらい、お子さんの成長
の記録と共に残してもらえるようになるはず。今回の取り組みが絵本を読み
聞かせるキッカケとなり、そして絵本を通して、親子で過ごす時間、ふれあう
時間が少しでも増えてほしい......、そんな想いを込めて製作することになった
のだとか。
三鷹市では、「絵本の思い出欄」を加えた母子手帳を1800部ほど製作し、
今年の4月から配布予定となっています。