『AIが「架空請求ハガキ」の真偽を判定してくれるアプリが話題に!』
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2019年2月19日(火) デイリー「ホッと」トピックス
架空請求の疑いがあるハガキを、人工知能(AI)で見破るスマートフォン向けの無料判定アプリが
開発され、話題となっているそうです。
「Scam Detector(スカム・ディテクター)」と名付けられたこちらの
アプリを開発したのは、埼玉弁護士会所属の川目武彦弁護士(40)と、
東京都にお住まいプログラマー・大久保康平さん(38)のおふたり。
開発することになったのは、川目弁護士が架空請求のハガキが届いた人から
相談され、「法律的な文言が書かれていると、一般の人はわからない」と
感じたのがキッカケ。法律の専門家なら見破れるが、相談もできずにだまされる
人もいるのではないかと考え、判定アプリの開発を思いついたといいます。
その後、知人だった大久保さんに相談。およそ3ヶ月の開発期間を経て、
去年12月から無料判定アプリの運用をスタート。
今では、多い日には1日50件程度の判定依頼があるといいます。
アプリのシステム
➀はがきの文面を撮影してLINEで送ります。
➁AIが蓄積された文言やパターンから架空請求かどうかを判定し、
「架空請求の可能性が濃厚です!」などの回答が1分以内に届きます。
➂AIで判定できない場合は、川目弁護士にメールで転送され、24時間以内に回答がきます。
今後に向けては、警察や行政などとの連携を目指しているほか、
ハガキだけでなく、インターネット関係のものも送られてくるため、
そちらも判定できるように、新たなシステムの構築を目指しているとのこと。
こちらの無料判定アプリ「Scam Detector」は、運営するベンチャー企業
「リーガルテック」のサイトにアクセスし、
LINEの「友だち追加」をすれば、どなたでも無料で利用できます。