『日野市に「土方歳三ラッピングタクシー」が登場!』
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2019年2月4日(月) デイリー「ホッと」トピックス
『日野市に「土方歳三ラッピングタクシー」が登場!』
新選組の副長として激動の時代を駆け抜けた幕末の志士・土方歳三。
今年2019年は、その土方歳三が亡くなって150年を迎えます。
そんななか、彼の生誕の地である東京・日野市において、
「土方歳三ラッピングタクシー」の運行が始まっているそうです。
あらためて、土方歳三は1835年、現在の日野市・石田の農家に誕生。
地元で剣術の腕を磨き、京都に出て新選組副長となり、鳥羽・伏見の
戦いの後、戊辰戦争の末期に旧幕府側の榎本武揚の軍に加わり、
1869年5月11日、五稜郭の戦いで戦死。当時、まだ34歳という若さでした。
そんな土方歳三の没後150年にあたる今年1年間、日野市では土方の
知名度を生かしながら、日野のPRを展開していく予定で、今回の
「土方歳三ラッピングタクシー」も、その一環として行われているもの。
日野市では、土方の肖像写真のほか、「新選組のふるさと 東京 日野」の
文字や、新選組の羽織に用いられた「段だら模様」、市内にある土方の菩提寺
・高幡不動尊の五重塔、市の鳥・カワセミなどをあしらったデザインを用意し、
市内にある3つのタクシー会社に呼びかけました。そして、それぞれ3台ずつ、
合わせて9台のタクシーの両方の側面にラッピングを施してもらい完成。
9台すべての車両が勢ぞろいした先日のお披露目会には、土方歳三の兄の子孫で、
現在は土方歳三資料館館長を務める土方愛さんも駆けつけ、「ありがたく光栄に
思います。先祖も喜んでいると思います」と、話していたそうです。
こちらの「土方歳三ラッピングタクシー」は、日野駅と高幡不動駅を拠点に、
年内いっぱい運行される予定とのこと。
なお、利用者特典として、希望されたかたには日野市が新たに製作した
「土方歳三の紹介冊子」を配布しているそうです。
日野を訪れた際には、ぜひ「土方歳三ラッピングタクシー」に乗車し、
幕末の志士に思いを馳せてみてはいかがでしょうか?