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デイリー「ホッと」トピックス

『江戸時代のグルメにスポットを当てた"おいしい企画展"が開催中!』

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2018年12月18日(火) デイリー「ホッと」トピックス
『江戸時代のグルメにスポットを当てた"おいしい企画展"が開催中!』


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『すみだ北斎美術館』によりますと、江戸時代には1日3食という
現在のようなスタイルが広まったほか、料理書が普及したり、料理屋が増えて
外食文化が発展したのだとか。


また、葛飾北斎にも、甘い物が好きで土産にもらった大福を喜んで食べたり、
1日中、絵を描いた後の夜食は二八そばだったというような、
食に関する逸話がたくさん残されているとのこと。


今回の企画展は4章構成となっており、
「1章 江戸グルメ繁栄の背景」
では、江戸グルメ繁栄の背景にある、食の生産にまつわる江戸の人々の営みに
フォーカスを当てているのだそうです。


稲の脱穀の様子を描いた『北斎漫画』三編などを展示し、
農業や漁業といった、食を支える産業の発展を紹介。


「2章 江戸の食材」
北斎一門が残した、魚や野菜といった食材を極めて細かく描いた浮世絵を展示。
展覧会のメイン作品の1つである、リアルな描写の葛飾北斎「魚介図」などを並べ、
江戸の様々な食材を紹介。


「3章 江戸の料理帖」
調理をする人が描かれた作品や、江戸の料理本と
それに基づく江戸料理の再現レプリカから、当時の調理の雰囲気を知ることが
できる。人参と豆腐で卵を表現した「鶏卵様(たまごとうふ)」など、
当時の料理がレプリカとして現代に蘇ります。


「4章 江戸の人気料理」
寿司や蕎麦といった和食や、あこがれの高級料理店、
せっかちな江戸っ子にぴったりのファストフードも誕生した
江戸時代の食文化にスポットを当てている。
こちらでは、三代目・歌川豊国の「子福長者(こぶくちょうじゃ)」などから、
当時の人気グルメをうかがい知ることができるのだとか。


さらに期間中、「大江戸グルメと北斎」で紹介されている江戸時代の再現料理を
「すみだ北斎美術館」の近くにあるカフェ6店舗で実際に味わうことができます。


例えば、「ORI TOKYO」というカフェでは、江戸のレシピを基に専門家が
監修したランチプレートを用意。素揚げした大根を大根おろしで食べる
「揚げ出し大根」、梅干しや練りウニをのせた「豆腐田楽」、大根のペーストに
葛を入れてもっちりと仕上げた「おぼろ大根」などが週替わりで登場する。


こちらの企画展『大江戸グルメと北斎』は、1月20日(日)までの開催。
原則として毎週月曜と年末年始は休館。
入館料は一般1000円、その他、細かく料金が設定されており、小学生以下は無料。
会場となる『すみだ北斎美術館』へは、都営地下鉄・大江戸線「両国駅」から歩いて5分ほど。
詳しくは、『すみだ北斎美術館』の公式サイトをご覧ください。

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