『町田の酒販組合が、自ら居酒屋をオープン!』
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2018年12月3日(月) デイリー「ホッと」トピックス
『町田の酒販組合が、自ら居酒屋をオープン!』
町田市内には、飲食店や個人のお客さんに向けてお酒を販売するお店
(いわゆる町の酒屋さん)がたくさんあり、そういったお店でつくる
「町田酒販協同組合」という団体があります。
先日、その「町田酒販協同組合」が自ら、立ち飲みのお店、
その名も「町呑屋」をオープンし、話題となっているそうです。
かつて、多いときには270店を超えていたという「町田酒販協同組合」の
加入店舗数。ところが、2003年に始まった酒類の販売の自由化により、
コンビニやスーパーなどとの競争が始まり、現在は57店へと大幅に減少。
そんな中、新たな事業を立ち上げて活路を見いだすべく、飲食事業部を設立。
そして、今回の「町呑屋」のオープンへとつながってきたそうです。
ちなみに、お酒の販売店の組合が、自ら立ち飲み屋を手がけるというのは、
全国的に見ても極めて珍しい取り組みなのだとか。
こちらのお店を切り盛りするのは、店主の四方絢子さん(31)。
大学を卒業後、酒屋さんや飲食店などで経験を積んでいた四方さん。
そんな中、「町田酒販協同組合」の理事長さんにスカウトされて、
店長を引き受けることになったのだとか。ちなみに、このお話があるまで、
四方さんは町田に行ったこともなかったそうです。
料理は、町田で採れた農産物などを使い、四方さんが手作りした
「おばんざい」料理が中心。メニューの一例としては、おでん、
ポテトサラダ、チーズ塩辛、干物......など、お酒がすすみそうな肴が
ズラリと並びます。
「町田酒販協同組合」が運営するお店だけに、お酒の充実ぶりは
言うまでもなく、町田産の米で作った純米酒「尾根桜」をはじめ、
日本酒は常に10銘柄が揃うそうです。ちなみに、日本酒に詳しい
四方さんが自ら「町田の他の店と被らない銘柄」ということを
念頭に置いて選んでいるのだとか。そのほかにも「柿ワイン」や
「ゆずワイン」といった組合オリジナルの商品も扱っています。
おいしいお酒と肴を目当てに、早くも常連さんが増えてきているとのこと。
こちらの「町呑屋」は、JR町田駅から歩いて5分ほどの場所にあります。
営業時間は午後4時~よる11時まで。水曜が定休日。
なお、詳しくは、「町呑屋」のホームページをご覧ください。