『「港区の郷土歴史館」がオープン!』
※放送終了後1週間しかお聴きになれません。
※詳しくはコチラをご覧ください。
2018年11月19日(月) デイリー「ホッと」トピックス
『「港区の郷土歴史館」がオープン!』
文化放送の社屋もあります東京都・港区。
そんな港区の歴史を知ることができる施設「港区立郷土歴史館」が、
先日オープンし、話題となっています。
今回オープンした「港区立郷土歴史館」は、80年前に建てられた国の
調査研究機関「公衆衛生院」の建物を改修したもの。そんな歴史的な
建造物の中で、港区の歴史をじっくりと楽しめる施設となっています。
ちなみに、こちらの設計を担当したのは、東大安田講堂なども手がけ、
後に東京帝国大学の総長まで務めた建築家・内田祥三さん。
その後、「国立公衆衛生院」と名称を変更し、2002年まで使われた後、
2009年に港区が土地・建物を取得。2016年の11月に着工し、総工費80億円
近くをかけ、耐震や防火の基準を満たすように改修。
また、古い扉や照明など、できる限り当時の様子を残すように工夫を重ね、
今年の2月に完成。その後、展示物などを整えていき、先日のオープンに
こぎつけました。
鉄骨鉄筋コンクリート造りで地下1階・地上6階建てとなっており、
館内には大理石や寄せ木細工を使った床、吹き抜けの空間が広がる
ホール、340席ある旧講堂などがあり、外観も含めてまさに荘厳な
造りとなっています。
常設展示室では、港区の海岸線の変遷、都市と文化の広がり、鉄道などの
交通や産業の発展してきた様子を学ぶことができます。
また、コミュニケーションルームでは、鳥やカエル・スズムシの鳴き声など、
自然の音を聞くことができるほか、なんと巨大なミンククジラの骨格標本や、
本物の縄文土器などに直接ふれることもできるのだとか!
こちらの「港区立郷土歴史館」は、東京メトロ南北線・都営地下鉄三田線の
「白金台駅」から歩いてすぐの場所にあります。
開館時間は午前9時~夕方5時まで(土曜日のみ午前9時~よる8時まで)
毎月第3木曜日と年末年始などは休館。
常設展の観覧料は大人300円、小中高生100円。
コミュニケーションルームなどは無料で利用できます。
なお、詳しくは「港区立郷土歴史館」のホームページをご覧ください。