『盲導犬応援ソングが誕生!』

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2018年9月26日(水) デイリー「ホッと」トピックス
『盲導犬応援ソングが誕生!』
盲導犬への理解を深めてもらおうと、視覚と聴覚に障がいがある
さいたま市のマッサージ師・桜井洋子さん(61)が所属する手話劇団が
制作したもので、タイトルは『マイ・ヒーロー~盲導犬より愛を込めて~』。
真っ白なジャーマン・シェパードの盲導犬「スカイ」(7歳)と暮らす
桜井さんは、30代半ばで難病のアッシャー症候群と診断され、
視力と聴力をほぼ失いました。その後、通勤途中に駅のホームから転落し大けがを
負ってしまい、その恐怖から外出できない状態が続いていたそうです。
そのような失意のどん底にいた時、桜井さんは盲導犬と出会い、
再び生きる元気を取り戻したといいます。現在は補聴器をつけて会話し、
スカイと一緒に旅行にも行くなど、活動的に過ごしているとのこと。
そんな桜井さんは、59歳の時に障がい者と健常者が一緒に活動する手話劇団
『は~とふる・はんど』と出会い、以降、スカイと一緒に舞台に立ち続けています。
ちなみに桜井さんの役者ぶりには定評があり、舞台の監修を担当されている
石井ふく子さんも感心するほどなのだそうです。
そんななか、ある日、劇団のメンバーと一緒に飲食店に行ったとき、
盲導犬であるスカイの入店を断られ、多くの劇団員たちがショックを
受けていました。
すると、その様子を見ていた劇団の主宰者・山辺ユリコさんが、
「それなら、もっと自分たちで訴えていこう」と、自ら作詞して
応援ソングを制作することに。
劇団のメンバーでもある歌手が歌い、桜井さんも歌詞の中の盲導犬へのかけ声を
担当。ちなみに、歌詞では、桜井さんとスカイの関係を基に、盲導犬と利用者の
絆が描かれています。
こちらの盲導犬応援ソング『マイ・ヒーロー~盲導犬より愛を込めて~』は、
税込1080円で発売中。なお、詳しくは手話劇団『は~とふる・はんど』の
ホームページをご覧ください。