『大田区産の原料によるビール作りがスタート!』
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2018年9月18日(火) デイリー「ホッと」トピックス
『大田区産の原料によるビール作りがスタート!』
東京都・大田区で、地元の材料を使ってビールを作る取り組みが
始まっています。
こちらの取り組みでは、大田区内の事業者が連携し、
大田区産の麦やホップ、酵母を使用したビールを製造。
東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年を目標に、
安定して市場に供給することを目指しているとのこと。
取り組みの中心となっているのは、大田区内にあるダイニングバー「羽田バル」
などを運営している「有限会社 大鵬」という会社と、同じく大田区内に醸造所
がある「羽田麦酒」。
既に、ホップに関しては、今年の初め頃から、大田区内の福祉施設や銀行などの
敷地内で育ててもらう試みがスタート。今後は、地元の生花農園で本格的に栽培を
依頼する予定とのことです。
麦に関しては、大田区の伝統工芸「大森麦わら細工」に目を付けました。
こちらの工芸品には使われない麦芽を提供してもらう計画を進めているといいます。
そして酵母は、大田区内にある「東京バイオテクノロジー専門学校」で開発中。
今年度内にも池上梅園や羽田空港といった、区内にある有名スポットの土から
酵母を採取して、活用していく方針とのこと。
また、他の地域の材料を使い、大田区内で作る通常の「地ビール」に関しても、
部分的に大田区の材料を使うなど、オリジナリティの強いビール作りに力を
入れています。
例えば、今年の夏には、大田区に数多く点在する黒い湯の温泉「黒湯温泉」
にちなんだ「黒ビール」を発売したほか、この秋には、大田区産のアンズや
サンショウを使ったビールが登場予定。
さらに今後、20種類程度の"大田区ビール"を開発する予定なのだとか!
大田区を訪れた際には、ぜひ地元のビールで乾杯してみてはいかがでしょうか?
ちなみに、蒲田にある「羽田バル」というお店では、大田区の地ビールを
各種取り揃えているそうです♪