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デイリー「ホッと」トピックス

『ハチ公にまつわる秘話が満載の特別展が開催中!』

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2018年9月17日(月・祝) デイリー「ホッと」トピックス
『ハチ公にまつわる秘話が満載の特別展が開催中!』


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待ち合わせスポットとしても有名な、渋谷駅前にある「2代目忠犬ハチ公像」が
設置されてから70周年を迎えたのを記念して現在、白根記念渋谷区郷土博物館
・文学館において、特別展「ハチ公と忠犬ハチ公像展」が開催されています。


ハチ公は、飼い主である上野英三郎・東京帝国大学教授を送り迎えしており、
教授が亡くなった後も渋谷の駅前で帰りを待ち続けました。そんなけなげ姿が
反響を呼び、彫刻家の安藤照さんにより、1934年に銅像が製作。


翌1935年にハチ公が亡くなると、その後、戦争による国への金属供出のため、
ハチ公像は撤去されることに。しかし1948年、安藤照さんの長男である彫刻家の
安藤士さんによって2代目・ハチ公像が作られ、今でも渋谷のシンボルとして、
日本人はもちろん、海外からの観光客など、多くの人に親しまれています。


ちなみに、2代目は「愛される銅像に」との思いから、初代より少しかわいい
顔になり、訪れた人が触れられる高さに設置されたのだとか。当初は毛並みも
表現されていたが、たくさんの人に愛され、いっぱいなでられたため、今では
すり減ってしまったとのこと。


今回の特別展「ハチ公と忠犬ハチ公像展」では、ハチの当時の様子がうかがえる
写真や関連資料など、およそ200点を展示。ハチ公にまつわる秘話やハチ公が
どんな一生を送ったのかが分かる展示になっているそうです。


例えば、初代ハチ公像の除幕式に立ち会うハチの元気な姿が見られるほか、
亡くなった後も保管されていたハチ公の体毛、ハチ公の不遇を知った
子どもたちが書いた手紙、ハチ公の死を嘆く人たちを写した写真なども
展示されています。また、初代ハチ公像が戦争で供出された歴史なども
振り返っているそうです。


期間中、9月29日(土)には講演会「ハチ公秘話と忠犬ハチ公像」を開催。
また、22日(土)、10月7日(日)には展示解説が行われます。


こちらの特別展「ハチ公と忠犬ハチ公像展」は、10月8日(月)までの開催。
会場は、渋谷駅から歩いて20分ほどの場所にあります、「白根記念渋谷区郷土
博物館・文学館」。渋谷駅から都営バス・ハチ公バスなどの利用が便利です。
開館は午前11時から夕方5時まで。月曜休館(祝日の場合翌日)
本日は開館しています! 料金は大人100円、小中学生50円。
なお、詳しくは「ハチ公と忠犬ハチ公像展」で検索してみてください。

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