『首都・東京の150年を振り返る企画展が開催中!』
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2018年8月27日(月) デイリー「ホッと」トピックス
『首都・東京の150年を振り返る企画展が開催中!』
1868年(慶応4年)7月17日、江戸を東京と改める詔書が発せられ、
東京府が設置されてから、今年で150年という節目を迎えました。
それを記念して、墨田区にある江戸東京博物館では現在、震災や戦災を
乗り越えて大きく変貌してきた首都・東京の姿を、写真や地図、映像
などで振り返る企画展「東京150年」が開催されています。
今回の企画展は4章構成となっており、まず第1章の「明治の東京と
市区改正」では、銀座煉瓦街の建設や市区改正(都市計画)といった、
江戸から受け継がれた街が近代化を進めていく様子を紹介。
続いて第2章の「関東大震災と帝都復興計画」では、震災からの復興により
もたらされた東京の変化を紹介。
第3章『戦災復興と1964年東京オリンピック』では、焼け野原となって
しまった東京の戦災復興計画の行方と高度経済成長が始まりオリンピック
開催に至るまでの変化を振り返っています。
そして、最後の第4章『副都心と現代の東京』では、新宿の副都心開発など、
高度経済成長期から現代までの都市整備と景観の変化を見ることができます。
数ある貴重な展示物の中で、特に見どころのひとつとなっているのが、
1904(明治37)年に築地で揚げた気球から撮影したという、現存する
最古のモノとされる空撮写真。今とは違い、外観は洋風の建物だった
初代の歌舞伎座などが確認できるのだとか。
そのほかにも、戦後、占領下の東京をマッカーサー直属のカメラマン、
ジェターノ・フェーレイスが撮影した写真なども展示されているそうです。
「江戸東京博物館」は、JR・都営大江戸線の両国駅からすぐの場所。
企画展は、常設展の観覧料(一般は600円)で見ることができます。
10月8日までの開催で、期間中の休館日はきょう8月27日のほか、
9月3日、25日となっています。
また、期間中には学芸員さんが展覧会の見所を説明してくれるという
「ミュージアムトーク」なども開催されるので、詳しくは「江戸東京
博物館」のホームページをご覧ください。