『下町の模型メーカーが、初となる企画展を開催中!』

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2018年8月22日(水) デイリー「ホッと」トピックス
『下町の模型メーカーが、初となる企画展を開催中!』
かつて少年たちが熱中した昭和のプラモデルから、
最新のドローンに至るまで、とても幅広い商品を見ることができる企画展、
「プラモデルとパッケージ原画展」が開催されています。
こちらは荒川区の主催のもと、地元の老舗模型メーカー「童友社」の
協力により実現したもので、こちらの会社単独でのこのような企画展の
開催は、創業以来、初めてのことだそうです。
ちなみに、「童友社」は1935(昭和10)年に創業された会社で、
当初はメンコやブロマイドなどの紙製の玩具を製造。
その後、1963年から自動車やロボット、飛行機など数々のプラモデルを発売し、
日本の名城やみこしなど、これまで数多くの人気シリーズを手掛けてきました。
今回の企画展の会場には、昭和30年代から最近までのプラモデルの完成品
88点をはじめ、現代のラジオコントロールの自動車や、最新のドローンなども
展示されています。
例えば、昭和40年ごろの商品を扱ったコーナーには、船や戦車といった小型の
プラモデルなどを展示。当時、1個50円ほどで駄菓子屋などで扱われ、多くの
子どもたちが夢中になった商品なのだとか。
そのほか、浅草にあった玩具メーカー「マルサン商店」が1958年に国産初の
プラモデルとして発売した、原子力潜水艦ノーチラス号の復刻商品など、
たくさんの貴重な品々が並んでいます。
また、今回の企画展で、もうひとつの見どころとなっているのが、たくさんの
色鮮やかなパッケージ原画。展示されている原画は、少年漫画で挿絵を描いて
いた人や、直接「童友社」に売り込みに来た人など、実にさまざまなイラスト
レーターの手によるものなのだそうです。
こちらの企画展「プラモデルとパッケージ原画展」は、9月9日まで、
荒川区の複合施設「ゆいの森あらかわ」にて開催中。
開館時間は、あさ9時30分~よる8時30分まで。入場は無料。
期間中、9月7日は休館。
なお、詳しくは「ゆいの森あらかわ」または、「童友社」のホームページを
ご覧ください♪