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デイリー「ホッと」トピックス

『噂の「地下神殿」を観光地に!』

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2018年8月8日(水) デイリー「ホッと」トピックス
『噂の「地下神殿」を観光地に!』


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「首都圏外郭放水路」というのは、埼玉県春日部市の地下50メートルに
造られた巨大な治水施設のことで、高さ18メートルもの巨大な円柱が
並ぶ圧巻の光景から、「地下神殿」などとも呼ばれています。


その「首都圏外郭放水路」を観光資源として本格活用する社会実験が、
今月から始まりました。


今回の社会実験は、日本の技術力とともに新たな「観光施設」として、
広く国内外に発信していこうというもので、本格運用に向けて少なくとも
半年程度は続ける方針だそうです。


実は、これまでも一般見学は行っていましたが、今回から国が行っていた見学業務を
旅行会社が担当することになり、受け入れ人数も5倍に拡大。


あらためて、「首都圏外郭放水路」は世界最大規模の地下河川で、総延長は
6・3キロ。市内を流れる中川や大落古利根川の増水した水を取り込み、江戸川に排水。
2006年に完成し、地域の浸水被害の軽減に役立っています。


見学の目玉になるのは、もちろん「地下神殿」とも称される「調圧水槽」。
ちなみに、「調圧水槽」というのは、排水前に水をためる施設のこと。
地上にある入り口から100段ほどの階段を下りると、サッカーグラウンドより
一回り大きい、広大な地下空間が現れます。猛暑が続くこの時期でも気温は18度
程度のため、半袖では肌寒く感じるほど。見学者からは「エアコンを付けている
みたいに涼しかった」なんて声も届いているのだとか。そこに巨大なコンクリー
ト柱が立ち並び、天井のライトに照らされて神秘的な雰囲気を醸し出しています。


また、今までは非公開だった深さ70メートルの巨大竪穴も見学コースに
組み込まれているのだとか!


これまでは平日と月二回の土曜に限っていて、1カ月の定員は2300人ほど
でしたが、今月からは土日や祝日も見学を受け入れ、1カ月の定員が1万人に!
さらに、海外からのお客さんにも対応できるように、英語と中国語で解説する
端末も導入するとのこと。


見学会は予約制で1日7回。小学生以上が対象。
8月に限っては、見学料が500円。
アクセスは車もしくは、東武鉄道アーバンパークライン南桜井駅から、
こちらも8月限定で直通の無料シャトルバスが出ています。
ただし、無料シャトルバスは乗車人数に限りがあるのでご注意ください。


参加には公式ホームページからの事前予約が必要となりますので、
詳しくは、公式ホームページをご覧ください♪

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