『最新技術で開発した話題の「まちだシルクメロン」旬の時期が到来!』
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2018年7月30日(月) デイリー「ホッと」トピックス
『最新技術で開発した話題の「まちだシルクメロン」旬の時期が到来!』
リスナーの皆さんは、「まちだシルクメロン」をご存知ですか?
こちらの「まちだシルクメロン」というのは、町田市の中小企業が
中心となり、最新のテクノロジーを駆使して開発されたメロンで、
年々、人気が高まっているそうです。
そんな「まちだシルクメロン」開発のプロジェクトが動き出したのは、
2009年のこと。当時、景気が低迷していた中、町田市の商工会議所・
工業部会で新たな産業活性策を話し合ったところ、自分たちの持つ
最先端の工業技術を生かしたメロン作りが提案され、それに賛同した
市内外の10社による共同事業としてスタート。
しかし、このメンバーの中に農業経験者は一人もいなかったため、
多くの文献を読んだり、全国のメロン農家を回って話を聞いたり
したのだとか。その結果、国内では前例のない「水耕栽培」による
メロン作りにチャレンジすることに。以降「科学的管理で高品質の
メロンを大量に作る」を合い言葉に、試行錯誤を繰り返しながら、
これまでにはなかったまったく新しいタイプの栽培システムの開発に
力を注ぎます。
そして翌2010年、そのチャレンジが実を結び、「町田式新農法」として
特許を取得。その後も改良を重ねていき、2015年の夏、遂に商品化が実現。
「科学的管理で高品質のメロンを大量に作る」という合い言葉の通り、
通常の農法では1株から1~4個程度のところ、「まちだシルクメロン」は、
なんと1株から30~40個ものメロンが収穫できるのだとか!
また、水耕栽培の場合、同じ場所に同じ作物を続けて栽培することで発生
する連作障害がないので、何度も続けて栽培が行える。そのため、一年中
おいしいメロンが収穫できるのも大きな特徴のひとつ。しかも、ビニール
ハウスの温度や培養液の濃度などは自動管理のため、水やりや肥料散布
などの経験が必要とされる難しい作業から解放されるという。これにより、
農業の経験がなくても、誰でも短期間の講習によりメロン栽培を行うことが
できるようになったそうです。
ちなみに、「まちだシルクメロン」というネーミングは、かつて町田の地が
八王子から横浜港に絹を運ぶ、"シルクロード"の中継地であったことに
ちなんで名付けられたのだとか。
現在、町田市内にある「町田ツーリストギャラリー」などで販売している他、
インターネットでも販売中。お値段は、最高級のプラチナ(糖度14度以上、
重量1・3kg以上)が税込21600円、いちばん安いブロンズ(糖度12度以上、
重量1kg)で税込4320円。その他、町田市内の洋菓子店では「まちだシルク
メロン」を使ったスイーツやキャンディなども販売しています。
詳しくは、「まちだシルクメロン」で検索してみてください。