『ゼロ戦パイロットをVR体験できる施設が登場!』
※放送終了後1週間しかお聴きになれません。
※詳しくはコチラをご覧ください。
2018年6月11日(月) デイリー「ホッと」トピックス
『ゼロ戦パイロットをVR体験できる施設が登場!』
映画『永遠の0』のロケ地としても知られる、茨城県笠間市にある
『筑波海軍航空隊記念館』が、リニューアルオープンに合わせて、
ゼロ戦の操縦の疑似体験ができるVR(仮想現実)動画を導入しました。
こちらは、戦争の記憶が薄れゆく中、若い世代の人たちに悲惨な歴史を
知ってもらうのが狙いだそうです。
完成したVR映像は全部で10分ほどで、専用のゴーグルを装着すると
始まります。映像の内容は......、
①ゼロ戦の操縦を疑似体験できるCG映像
②筑波海軍航空隊記念館の歴史を紹介する映像
③筑波海軍航空隊記念館の上空200メートルからドローンが撮影した
パノラマ映像で構成されています。
動画の中では、かわいい女の子のキャラクター「サクラ」がガイド役
として登場しますが、その声を担当しているのは茨城県桜川市出身の
人気声優・櫻川めぐさんなのだとか。
また、動画の中に登場するコックピットの計器や操縦かんは、
鹿児島県の鹿屋航空基地資料館にある実際の機体をモデルに
忠実に再現しているそうです。
体験中は特攻についての説明が流れ、最後に「私たちは語り継ぐのです。
忘れてはいけない歴史を、次の世代に伝えるために」というナレーションが
流れてくるのが印象的。
こちらの筑波海軍航空隊では、太平洋戦争の末期に特攻隊が編成され、
多くの若者が戦死しました。あらためて、そういった悲しい歴史を学び、
過ちを繰り返さないためにも、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか?
「筑波海軍航空隊記念館」へは、JR常磐線・友部駅からタクシーで7分ほど、
友部駅南口から出ている路線バスでも10分ほどです。
開館時間は午前9時から夕方5時まで。毎週火曜日が休館日。
入館料は大人500円、小学生~高校生まで300円となっています。