『江戸東京野菜・内藤とうがらしを使った七味が登場!』(前編)
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2018年6月14日(木) デイリー「ホッと」トピックス
『江戸東京野菜・内藤とうがらしを使った七味が登場!』(前編)
リスナーの皆さんは"江戸東京野菜"ってご存じですか?
その江戸東京野菜のひとつに「内藤とうがらし」というものがあり、
それを使用した七味が開発され、話題となっているそうです。
まず「内藤とうがらし」というのは、江戸時代の宿場町・内藤新宿で
育てられた野菜のひとつ。当時、蕎麦が流行していた江戸では、
薬味として人気となり、新宿近郊の農家がこぞって栽培をしていました。
ちなみに当時、四谷あたりから大久保方面を見ると、真っ赤なジュウタンを
敷き詰めたような光景だったとか。
その後、「内藤とうがらし」は地域ブランドとして確立されていましたが、
やがて新宿が繁栄していく中で畑が減っていき、とうとう新宿から唐辛子の
栽培がなくなってしまいました。
それから400年ほどが経ち、2010年に内藤とうがらしプロジェクトが発足。
長い眠りから覚め、「内藤とうがらし」が現代に復活!
現在では、伝統の江戸東京野菜に認定され、歴史ある新宿の名物として
再び脚光を浴びています。
そんな「内藤とうがらし」を使った「七味」が、去年から今年にかけて
7種類開発され、現在、新宿区内の映画館「新宿武蔵野館」で販売されて
いるそうです。ちなみに、映画館「新宿武蔵野館」は、新宿の文化を
作ってきた場所ということで、こちらでの販売を決めたのだとか。
新宿区内の地区にちなんで名称をつけた7種類を開発・販売。
一番人気だという、手塚治虫さんの漫画の主人公「鉄腕アトム」を
題材にした「アトム七味(高田馬場)」のほか、「文豪(早稲田)」、
「とうがらし女子(戸山)」、「てっぽう(百人町/大久保)」、
「ゴジラ(歌舞伎町)」、「レインボー(新宿二丁目)」、
「江戸(内藤町)」の7種類があるそうです。
明日は、その7種類の中から、いくつかの七味がスタジオに登場します。
お楽しみに!