『モダンな東京にスポットを当てた展覧会が開催中!』
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2018年6月6日(水) デイリー「ホッと」トピックス
『モダンな東京にスポットを当てた展覧会が開催中!』
「モボ・モガ(モダンボーイやモダンガール)」が闊歩したモダン都市、
大正から昭和初期までの東京の変化を、当時の「モノ」から紹介する
特別展「モボ・モガが見たトーキョー ~モノでたどる日本の生活・
文化~」が、墨田区にある「たばこと塩の博物館」で開催されています。
こちらの特別展では、ドラマや映画も多数制作され、近年注目される
大正〜終戦・復興期の人々の生活・文化を紹介。
花王ミュージアム、セイコーミュージアム、東武博物館、郵政博物館、
たばこと塩の博物館を中心に、企業博物館・企業アーカイブに残る
さまざまな資料およそ200点を展示しているそうです。
会場に入ると、「モボ・モガの時代」「昭和モダンの終焉と戦争の時代」
「終戦、そして焼け跡からの復興」という流れで構成されており、
世界的な金融恐慌(昭和恐慌)、満州事変、そして太平洋戦争開戦へと進む
激動の時代の変遷を、「時代を映すモノ」とともにたどることができます。
ちなみに、当時の日本は産業化が急速に進み、西洋的な生活スタイルが急速に
一般化していきました。その結果、大衆消費社会を迎え、多くの企業が「モダン」に
こだわった商品デザインや広告を打ち出すようになり、東京がモダン都市として
発展していくなかで、「モボ・モガ」が登場し、注目された時代でありました。
会場では、石鹸やシャンプーなどの生活用品から、「モボ・モガ」たちの
ファッションアイテムであったセイコーの腕時計などまで多彩な資料を展示。
当時、使用されていた商品を通して、まるでその時代にタイムスリップした
かのような感覚を味わえます。
また、大正時代は、それまでのキセルで吸うタイプのたばこから紙巻たばこに
変わり、新しい銘柄が数多く登場した時代でもあったということで、会場では、
当時のたばこのパッケージやポスターなども紹介。
そのほか、期間中には、こちらの特別展にちなんだ講演会や映画の上映会なども予定。
特別展「モボ・モガが見たトーキョー ~モノでたどる日本の生活・文化~」は
7月8日(日)までの開催。
会場となる「たばこと塩の博物館」へは、「とうきょうスカイツリー駅」から
歩いて8分ほどです。
開館時間は午前10時~よる6時まで。月曜日は休館日。
料金:一般・大学生 100円 / 小・中・高校生 50円 / 満65才以上 50円
なお、詳しくは『たばこと塩の博物館』のホームページをご覧ください♪