ほぼ一年ぶりご登場の鈴木慶一さん。
前回と同じく、半世紀前を振り返るシリーズ第2弾で、
今回は「激動の年、1968年」というテーマでお送りしました。
慶一さんから届いた選曲メモをご紹介しましょう。
テーマ 1968年
1965年フォーク・ロック 1966年サイケデリック
1967年ラヴ・アンド・ピース
そして1968年は政治の年。学生運動大暴れ。
私は高校2年でサッカー部から演劇部へ。
今も親しい友人、田中部長と会い意気投合。
その後、「煙草路地」や「月夜のドライブ」を書いた
山本浩美も同時期に演劇部へ。2003年没。
私は音効さんでした。
という年。
*プレイリスト*
I Shall Be Released / The Band
こんな曲、それまで聞いたことなかった。
アメリカ音楽をどこまでもどこまでも深堀りして出てきた音。
クラプトンもジョージ・ハリスンも憧れた音。
Street Fighting Man / The Rolling Stones
前の年の「サタニック・マジェスティーズ」がまったく売れず
(でも私は一番すきなんですが、と慶一さん)
反省して作ったのがこの歌。
Panis Et Circenses / Os Mutantes
一方、南半球のブラジルでは何が起きていたか。
21世紀になって初めて、こんな音楽が生まれていたことを知った...
トランペットには「ペニー・レーン」の影響がありあり。
作者はジョルジ・ベンとカエターノ・ヴェローゾ!
I've Been Waiting For You / The Beatniks
同じく1968年に録音されたニール・ヤングのデビュー盤から、
慶一さんと高橋幸宏さんのユニット「ザ・ビートニクス」がカヴァーした
最新のヴァージョンを。
シェー・シェー・シェー DA・DA・DA ・Yeah・Yeah・Yeah / ザ・ビートニクス
去年行なわれた「バカ田大学祭」のために生まれた新曲。
今年も「フジオ・ロック・フェスティバル」に出演します。
「サマソニ」にも出ます! 詳細はこちら。 ビルボード東京、大阪にも出るよ。
ザ・ビートニクス、
最近、俺、どうしても「ビートニスク」って言っちゃうんだよ(笑)
ということで3人、「シェー」のポーズで記念写真!
*オープニング・ナンバー*
Questions 67/68 / Chicago