『わたらせ渓谷鉄道、オリジナルヘッドマークが大好評!』
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2018年5月7日(月) デイリー「ホッと」トピックス
『わたらせ渓谷鉄道、オリジナルヘッドマークが大好評!』
「わたらせ渓谷鉄道」で去年9月から始めた、実際に運行する列車に
オリジナルのヘッドマークを掲げることができるサービスが話題と
なっているそうです。
改めて「わたらせ渓谷鉄道」というのは、渡良瀬川沿いの山間部を
走り、群馬県桐生市から栃木県日光市までの44.1kmを結んでおり、
桜や紅葉など四季折々で変わる、のどかな景色が人気の路線です。
もともとは足尾銅山で産出される銅を運搬するために利用されて、
今でも明治・大正期に建設された橋やプラットホームなどが残って
いるのだとか。
そのような風光明媚な景色を楽しみながら、歴史の息吹も感じることが
できる「わたらせ渓谷鉄道」で始まった「オリジナルヘッドマーク」を
掲げるサービス。なぜ、このようなサービスを提供することになったのか、
「わたらせ渓谷鉄道」の樺沢豊社長に、お電話で伺ったところ「最近は
車両全体を装飾するラッピング電車なども流行っているが、わたらせ渓谷
鉄道沿線の美しい景色にはそぐわない気がした。でも、オリジナルヘッド
マークであれば、お客さんも喜んでくれるし、景観を損なうこともないの
では」と考えられたそうです。
ヘッドマークは直径57センチの円形でアルミ合板製。
列車に10日間掲げられ、桐生-間藤間を1日4~5往復。
そして、使用後のヘッドマークは記念品として持ち帰ることができます。
料金は、税込み32,400円。
ちなみに、樺沢社長によりますと、1つのヘッドマークを製作するのに、
少なくとも1ヶ月程度はかかるそうで、しかも材料費もかなりの金額のため、
このオリジナルヘッドマーク自体では、儲けはほとんどないそうです。
それでも、お客さんが喜んでくれて、ひとりでも「わたらせ渓谷鉄道」の
ファンが増えてくれれば、それでいい......ということでした。
これまでに8組の個人・企業が利用し、家族の誕生日に合わせて写真を
掲げたり、東京の出版社が鉄道漫画をPRしたりといった例があったとか。
中でも、お孫さんの誕生日を記念して、おばあちゃんがヘッドマークを
依頼したケースでは、親戚一同で乗車され、皆さん非常に喜ばれていた
そうです。
この放送を聴いて、「ぜひ私も!」と思われた方は「わたらせ渓谷鉄道」
(0277-73-2110)までお問い合わせください。