今週は、久々登場の秦万里子さん。
「成人式のときに、振袖いらないから、
フェンダーローズ買って! と親にねだって、
それからずーっと遊んでました」という秦さんが、
ローズ・ピアノの魅力をプレイヤーの観点から
じっくり語ってくださいました!
*プレイリスト*
Stuff - My Sweetness
ローズといえば、リチャード・ティー。
数ある名演の中でも、この素晴らしいナンバーを。
Billy Joel - Just The Way You Are
リチャード・ティーは、なんとローズを使って、
400枚ものアルバムに参加してるんです(笑)。
この曲も、ビリー自身が弾いてるんだとばかり思ってたら、
実はリチャード・ティー(笑)。
What Are You Doing the Rest Of Your Life? - Bill Evans
ローズと普通のピアノを使い分けるビル・エヴァンス。
71年の「From Left to Right」というアルバムに収録された
ミシェル・ルグラン作のナンバーですが、
当時、ゴリゴリのジャズ・ファンからは
「ビル・エヴァンスがエレピなんて!」とさんざん非難されたとか。
「ちなみに私、ビル・エヴァンスの孫弟子なんですけど」
アメリカ留学中、ビル・エヴァンスの最後の弟子という先生に
ピアノを習ったけど、当時、ビル・エヴァンスのビの字も知らなかった...
というエピソードをご披露くださいました。
Chick Corea and Return to Forever - Spain
これも70年代フュージョンを代表する名曲の一つ。
Grover Washington Jr. - Just the Two of Us
最後は再びリチャード・ティーの演奏。
邦題「クリスタルの恋人たち」って、恥かしくていいにくいですよね(秦さん)
「ローズは音色が素晴らしいけど、買ってから、
調整がホントに大変で、こんなに手がかかる楽器とは思わなかった。
あと、上がカマボコ型になってるから、楽譜がおけない(笑)」
ちなみに、秦さんが候補曲として挙げてくださった他の曲は、
The Eagles-I can't tell you why
10cc - I'm Not In Love
Minnie Riperton - Lovin' You
Roberta Flack - Feel Like Makin' Love
Roberta Flack & Donny Hathaway -YOU'VE GOT A FRIEND
荒井由実(松任谷由実)-中央フリーウェイ
タイトル見てるだけでも音が浮かんできますね!
*オープニング・ナンバー*
Stievie Wonder-I Wish