『懐かしの筑波鉄道!茨城県桜川で「開業100年」特別展を開催中!』
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2018年4月30日(月) デイリー「ホッと」トピックス
『懐かしの筑波鉄道! 茨城県桜川で「開業100年」特別展を開催中!』
今年が「筑波鉄道」の開業から100年に当たるのを記念して、現在、
特別展「追憶の筑波鉄道 ~鉄道から自転車道へ~」が開催されて
います。
あらためて「筑波鉄道」というのは、かつて土浦~岩瀬間40・1kmを
結んでいた鉄道で、ちょうど100年前の大正7年(1918)に開業。
その名の通り、筑波山の麓を南から西、北へぐるりと回るように走り、
筑波山に向かう多くの観光客で賑わったほか、沿線の住民の足として
利用されていました。
しかし、自家用車の普及とともに年々乗客が減少し、昭和62(1987)年
3月31日に惜しまれつつ、ひっそりとその69年の歴史に幕を下ろしました。
ちなみに、奇しくもその日は国鉄民営化と同じ日だったのだとか。
残念ながら廃線となった筑波鉄道ですが、その後、路線跡を活用するべく
整備され、現在は「りんりんロード」の愛称で親しまれるサイクリング
コースとして、生まれ変わっています。このりんりんロード沿いには、
真壁や筑波といったかつて駅があった場所に、駅のホームを利用した
休憩施設などが設けられているそうです。また、他にも踏切の跡や鉄道
標識のなごりなど、筑波鉄道時代の「遺産」が今でもいくつか残されて
いるのだとか。
今回の特別展では、筑波鉄道開業100年に合わせて、鉄道やその周辺の歴史を
紐解きつつ、会場となっている桜川市の「真壁伝承館歴史資料館」で保存して
いた駅名表示板や時刻表、個人の方が所有されていた切符や記念品等を中心に、
筑波鉄道に関するさまざまな品を展示。さらに、当時の駅や列車などの写真も
いくつか紹介し、同じ場所の現在の風景も合わせて展示しています。
特別展「追憶の筑波鉄道 ~鉄道から自転車道へ~」は、当初、5月6日(日)
までの開催の予定でしたが、予想をはるかに上回る反響があったことから、
なんと9月2日(日)まで会期の延長が決まったそうです!
開館時間は午前9:00~夕方4:30まで。
会場は、茨城県桜川市にあります「真壁伝承館歴史資料館」。
入場は無料となっております。
ゴールデンウィークを利用してのドライブやサイクリングなどのついでに、
ぜひ、立ち寄ってみてはいかがでしょうか?