『八丈島でシイタケ栽培が盛んに!』
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2018年4月9日(月) デイリー「ホッと」トピックス
『八丈島でシイタケ栽培が盛んに!』
八丈島の特産品と言いますと、くさや・明日葉・フリージアなどが
有名ですが、最近、新たな特産品として「シイタケ」が加わり、
早くも人気となっているそうです。
海から吹き上げる潮風を受けて育ったということで、「海風椎茸」と
名付けられた八丈島産のシイタケ。実は、偶然の産物だったのだとか。
海風椎茸を栽培・出荷する「大竜ファーム」の大沢竜児さん(47)は、
8年ほど前からクワガタの繁殖をスタート。ちなみに、本業はお花屋さん。
クワガタの幼虫の飼育には、クヌギなどを砕いたおがくずに菌を植え込んだ
菌糸ボトルというものを使うのですが、このボトルの上の部分からキノコが
次々に生えてきた。しかも、生育がいいことに気がついた大沢さん。
「もしかすると、島の気候はキノコ栽培に向いているのかもしれない」と考え、
そこから八丈島に適したシイタケ菌探しが始まりました。
それから約4年間にわたり試行錯誤を繰り返した結果、蒸気で減菌処理した、
群馬県の無農薬のシイタケ菌に行きつき、そして2年前から本格的なシイタケ
栽培を始めた大沢さん。やはり、温暖で湿度が高く、潮風がよく吹く八丈島の
気候はシイタケ栽培に適しており、非常に生育が早いそうです。
既に、八丈島の学校給食やホテルなどで使われているほか、地元のスーパー
でも好評とのこと。さらに、八丈島以外の飲食店にも販路が広がっている
そうです。
事前予約すれば、シイタケ狩りが可能なほか、大沢さんが育てた100ミリ級の
スマトラオオヒラタなどのクワガタも見学できるのだとか!
なお、「海風椎茸」は全国配送が可能とのことですので、
詳しくは、「大竜ファーム」のHPをご覧ください。