『国内6館目の国立美術館「国立映画アーカイブ」が誕生!』(前編)
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2018年4月19日(木) デイリー「ホッと」トピックス
『国内6館目の国立美術館「国立映画アーカイブ」が誕生!』(前編)
映画フィルムや写真、ポスターなど映画関連の資料を収集・保存する
施設『国立映画アーカイブ』が、今月1日に誕生しました。
こちらは、東京国立近代美術館、京都国立近代美術館、国立西洋美術館、
国立国際美術館、国立新美術館に続く、全国で6館目となる国立美術館
となっており、映画ファンのみならず、多くの注目が集まっています。
そんな誕生して間もない『国立映画アーカイブ』に、
実際に小尾アナがお邪魔してきました!
東京メトロ銀座線・京橋駅や都営地下鉄浅草線・宝町駅から歩いて
1分ほど、東京駅からでも歩いて10分程度という抜群のアクセス!
こちらの『国立映画アーカイブ』これまで東京国立近代美術館の一部門
であった『フィルムセンター』が独立し、誕生しました。相模原にある
分館と合わせると、8万本近い映画フィルムや、それぞれ4万冊を超える
映画関連資料、シナリオなどを収蔵しています。
収蔵作品の中には、現存する最古の日本映画とされる、1899年に製作
された『紅葉狩』のネガフィルムなど、4つの重要文化財も!
その他にも希少な品々が数多く収蔵されており、例えば溝口健二監督の
最高傑作といわれる『瀧の白糸』(1933年)は、フィルムが分散された
状態で見つかり、それらを修復して保存しているそうです。
こちらのアドバイザーには、俳優・映画監督の奥田瑛二さん、
映画監督の河瀬直美さん、女優の松坂慶子さん、映画監督の
山田洋次さんらが名を連ねており、今後、映画文化の振興の
ために一役買っていくとのこと。
この後、国立映画アーカイブの開館を記念した特別展
『没後20年 旅する黒澤明』を拝見したのですが、
その模様は明日お伝えします。お楽しみに!