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デイリー「ホッと」トピックス

『二宮金次郎の功績を残したい!故郷・小田原市が映画の製作を支援!!』

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2018年3月6日(火) デイリー「ホッと」トピックス
『二宮金次郎の功績を残したい!故郷・小田原市が映画の製作を支援!!』


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かつては、日本中の多くの学校に設置されていた二宮金次郎像。
そんな二宮金次郎の功績を後世に残そうと、金次郎の生まれ故郷である
神奈川県・小田原市が支援し、映画の製作が進められているそうです。


江戸時代の農村復興に力を尽くした二宮金次郎の姿を描く映画、
タイトルは「地上の星-二宮金次郎伝」。水害による田んぼの流出と極貧生活、
一家離散を乗り越えた金次郎が、収入に応じた消費計画や田畑の開拓などで
600以上の村を復興させた生涯を描くといいます。


映画のメガホンを取るのは、戦場カメラマン・沢田教一さんの生涯を追った
ドキュメンタリー映画「SAWADA」などで知られる五十嵐匠監督。
脚本は「武士の家計簿」の柏田道夫さん、プロデューサーは「のぼうの城」の
永井正夫さんと、今の日本映画界を代表する重鎮たちの名前が並びます。


出演者も豪華で、主演の金次郎役は、地元・小田原高校出身の俳優で、
水戸黄門の5代目・格さん役などで知られる合田雅吏さん、
小田原藩主役をこの番組にもお越しいただいた榎木孝明さんが務めます。
さらに、女優の田中美里さんや、地元出身の柳沢慎吾さんなども参加。


また、より多くの市民にこの映画「地上の星-二宮金次郎伝」に参加して
もらいたい、という五十嵐監督の意向で、小田原市民を対象とした子役オーディ
ションなども開催されたのだとか。


去年の秋、稲刈り風景を先行して撮影しましたが、
本格的な撮影は今月中旬から始まり、完成は今年の秋を予定しています。


現在は、こちらの映画を応援しようと、地元の企業・団体がタッグを組み、
「市民応援団おだわら」という組織を発足。製作や興行に役立てる募金活動など
を行っています。ちなみに、製作費は2億5000万円!


金次郎が説いた「報徳思想」のうち、余力の一部を公共に提供する
「推譲(すいじょう)」にちなみ、広く薄く寄付を募っているとのこと。
1口10万円以上の推譲スポンサーと、1口1万円の金次郎サポーターを募集し、
募金箱も市内各所に設置。


映画や募金などに関するお問い合わせは、「小田原市尊徳記念館」まで。
また、「地上の星-二宮金次郎伝」の公式ツイッターなどもございますので、
ぜひ、そちらもご覧ください♪


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