『日光に登場した「折り紙作品の自動販売機」が人気に!』
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2018年2月27日(火) デイリー「ホッと」トピックス
『日光に登場した「折り紙作品の自動販売機」が人気に!』
日本国内のみならず、世界中から観光客が訪れている日光東照宮。
その東照宮の近くに、「折り紙作品」を扱う自動販売機が登場し、
話題となっているそうです。
こちらの自動販売機は宇都宮市にあるIT関連企業「アクシス」が、
去年10月に設置したもので、販売する折り紙作品は、
地元の福祉施設に通う障がい者の皆さんによる手作り。
元々は、「日光に折り紙の自販機を置くと面白そう」「障がい者の就労支援に」
という、社員との雑談から生まれたアイデアを、「アクシス」の社長である
和気悟志さんが採用。
「つるのはねプロジェクト」と銘打ち、日光市の就労支援事業所「すかい」の
協力を得て実現しました。
自動販売機に200円を入れ、ボタンを押すと、鶴やかぶと・まりなどの
五作品が一組となって出てきます。種類は一応決まっていますが、
障がい者の皆さんが楽しんで取り組むのが大事ということで、
もしかすると、その時々で作品が変わることもあるのだとか。
そのあたりは、開けるまでのお楽しみということで。
ちなみに、設置当初、50組以上を販売したところ、わずか2日ほどで完売。
その後、3カ月でおよそ700組が売れ、制作が追いつかないこともあるの
だそうです。
海外からの観光客の利用も多いそうで、実際、オーストラリアから来た方が
折り紙を購入し、それを国に持ち帰り、クリスマスツリーに飾り付けた写真が
届いたなんていうお話も。
また、パッケージに入ったQRコードをスマートフォンなどで読み取ると、
こちらのプロジェクトのフェイスブックにつながり、そちらでは折り紙の
作り手の様子なども紹介しているそうです。
なお、詳しい設置場所などにつきましては、「つるのはねプロジェクト」の
フェイスブックなどをご覧ください。