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デイリー「ホッと」トピックス

『大宅文庫の「迷宮書庫探検ツアー」が話題に!』

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2018年2月20日(火) デイリー「ホッと」トピックス
『大宅文庫の「迷宮書庫探検ツアー」が話題に!』


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正式名称は「大宅壮一文庫」という雑誌専門の私設図書館で、
その名の通り、ノンフィクション作家で評論家の大宅壮一さんが収集した
膨大な雑誌資料などを誰でも閲覧することができます。


大宅さんが亡くなった後の1971年にオープンし、現在では、
なんとおよそ1万種類、78万冊の雑誌を所蔵しているのだとか。


そんな「大宅文庫」では月に1回、バックヤードツアーを実施しており、
今年から「迷宮書庫探検ツアー」に改名したところ、話題となっています。
ちなみに、普段は読みたい雑誌を申請し、スタッフの方に出してきてもらう
というシステムなので、スタッフ以外がバックヤードに入ることはできません。


インターネットの普及で利用者が減り、2009年以降は赤字続きだという
「大宅文庫」。そのような状況を打開するための策のひとつとして始めたのが、
バックヤードツアーだったのだとか。2013年から不定期で行ったところ、
これまでに300人以上が参加。


このツアーでは、普段は入れない場所で"お宝"といえるような雑誌の創刊号や
テスト版なども見せてもらえます。
例えば、「週刊現代」や「週刊新潮」といった週刊誌の創刊号をはじめ、
すでに休刊・廃刊となったものなども見ることができます。


その他にも、まだ雑誌名さえ決まっていなかった「an・an」の創刊準備号や、
発行元の中央公論新社にも残っていないのではないかと噂される、
創刊初期の「婦人公論」なども見ることができるのだとか。


また、ツアーで最初に見学する"書斎"も見どころのひとつ。
大宅壮一さんの書斎を復元した部屋で、愛用の百科事典などに四方を囲まれ、
生前使っていた机を囲んで説明を聞くことになるのだとか。


大宅文庫の担当者に、参加された方からの反響などを伺ったところ、
「雑誌の多さに圧倒された。書庫を見て驚いた」「来てみないと収蔵の多さは
実感できない」「有名人の若かりし頃の写真を見られて懐かしい」といった
声が届いているそうです。


こちらの大宅文庫「迷宮書庫探検ツアー」は、毎月第2土曜日の
午前9時45分からスタート。
応募はメールで受け付けており、先着10名まで参加可能。参加は無料。
なお、通常「大宅文庫」を利用される場合には、入館料などが必要となります
ので、詳しくは、「大宅壮一文庫」の公式サイトをご覧ください。


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