『小平の狭山茶問屋が"テイクアウト日本茶"をスタート!』
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2018年1月22日(月) デイリー「ホッと」トピックス
『小平の狭山茶問屋が"テイクアウト日本茶"をスタート!』
皆さんは日本茶をテイクアウトして、外で飲まれたことはありますか?
実は今、あるお茶問屋さんが"テイクアウト日本茶"という試みを
スタートさせ、話題となっています。
そのお店というのは、小平市にある明治創業の老舗の狭山茶問屋「鈴木園」。
三代目店主で、日本茶インストラクターでもある鈴木庸夫さん(58)が、
小中高校や専門学校などで、お茶のいれ方の出張授業をしたのがきっかけで、
"テイクアウト日本茶"を思いついたのだとか。
小中学生だけでなく若い先生たちからも「熱いお茶は飲まない」
「急須って何?」などと言われて驚いたという鈴木さん。
また、「日本茶=ペットボトルの冷たい飲み物」という声も多く聞かれたため、
鈴木さんは、自分でお茶をいれて、コーヒーのように持ち歩いてもらうことで、
日本茶をより身近なものにしようと考えたそうです。
自分でお茶をいれる体験をしてほしいということで、訪れたお客さんは、
店先で適量の茶葉を計って茶さじで急須に入れ、茶釜からすくったお湯を
湯冷ましに移し、適温になるのを待って急須に移す。
その後、二つの小さな湯飲みに交互にいれて、その場で飲んでもらう。
そして2煎目を持ち帰り用のカップに入れて、テイクアウトしてもらう
というシステムになっていますが、時間がない場合などは、お店の方が
入れてくれるそうです。ちなみに、持ち帰り用のカップのデザインは、
お店の近くにある武蔵野美術大学の卒業生によるものなのだとか。
こちらの"テイクアウト日本茶"は、いずれも税別で、上煎茶186円、
玉露232円、品評会入賞茶・大光463円などとなっています。
また、こちらの「鈴木園」が凄いのは、コレだけではありません。
なんと、お茶請けとしてスイーツの商品開発まで手掛けており、
実際に、厳選された宇治抹茶を使った「抹茶大福」などが誕生。
宇治抹茶あんとホイップクリームの相性が抜群で、もっちり
トロ~リとしているのが特徴なのだとか。
また、「抹茶大福」のほかにも「抹茶ロールチョコレート」や、
小平の特産品であるブルーベリーの粉末を使用した「ぶるべー
マカロン」なども開発。今では、こういったスイーツを目当てに
訪れるお客さんも増えているそうです。
「小平・鈴木園」で検索すると、いろいろな情報が出てきますので、
ぜひご覧になってみてください。