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デイリー「ホッと」トピックス

『SNSから火がついた「ひらがなポーカー」が話題に!』

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2017年12月05日(火) デイリー「ホッと」トピックス
『SNSから火がついた「ひらがなポーカー」が話題に!』


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『ひらがなポーカー』というのは、ひらがなが1文字ずつ印字された
トランプを使って、ポーカーの役のように文字をそろえるゲームで、
5文字以内のおもしろい言葉をつくった人が勝ちという遊び。


2015年にツイッターのある投稿がきっかけで注目を浴びると、
クラウドファンディングにより商品化され、話題となっています。


あらためて、遊び方について
(1)カードをよくきり、ポーカーのように手持ちカードを5枚ずつ配る
(2)配られたカードを使って、5文字以内の言葉を作る
組み合わせた文字を発表して、一番面白い言葉をつくった人が勝ち。


通常ルールでは2回まで不要なカードを捨て、捨てた枚数だけ山札からカードを
引くことができます。なんとカードには、ひらがなだけではなく、想像力をかき
たてるワイルドカードの「○」や、「草生える」でおなじみの「w」カードも。
また、「゛(濁点)」や「゜(半濁点)」が書かれた透明カードも
用意されていて、自由に使うことができます。


こちらの『ひらがなポーカー』を商品化すべく、クラウドファンディングを
募ったのは、熊本市に暮らす吉本圭美さん。

ツイッターなどのSNS上で『ひらがなポーカー』が話題になっていることを
知った吉本さんは、もともと美術や図工が好きだったということもあり、
自らも『ひらがなポーカー』を製作。そして実際に遊んでみると、家族や友人、
恋人など誰とでも遊べて、無限に応用できる魅力を感じたそうです。


そんな中、去年の4月、吉本さんの暮らす熊本県を中心に大きな地震が発生。
余震が続く中、吉本さんは家に戻れず車中泊をしていました。


吉本さんによりますと、「家の中はぐちゃぐちゃで、家族4人で車の中で過ごし
ていた。ガソリンスタンドはひどい渋滞で、ガソリンを使うのもはばかられて、
どこにも行けない。電気やガス、水道が使えず、本当に気が滅入りそうになって、
そんな中でも何かできないかと考えた。そんなときに思い出したのが、
家族で遊んでいた『ひらがなポーカー』だった」とのこと。


なんとか家の中から『ひらがなポーカー』を持ち出し、家族や仲間たちと遊んだ
吉本さん。その時のことを振り返り「どんな言葉を作ったのかは思い出せないの
ですが、くだらない言葉がたくさん出てきました。それがおかしくて、人と対面
して、笑い合って、それがとてもほっとしました」と、語っています。


大きな震災をきっかけに、人を笑顔にする遊びの力を再認識した吉本さん。
自身の経験から「アナログゲームのあったかさを共有したい」と思うようになり、
『ひらがなポーカー』を商品化することになったんだそうです。


現在、『ひらがなポーカー』の公式サイトにて、1個3500円(税・送料込)で
販売中ですが、かなり在庫が少なくなってきているとのこと。
また、今月には、紙の質やサイズを変更して価格を抑えたカードつきの
『ひらがなポーカーBOOK』の販売も予定されているそうですので、
詳しくは、『ひらがなポーカー』で検索してみてください♪


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