『嗅覚をテーマにしたイベントを開催中!』(前編)
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2017年12月28日(木) デイリー「ホッと」トピックス
『嗅覚をテーマにしたイベントを開催中!』(前編)
現在、江東区青海にある『日本科学未来館』において開催されている、
匂いをテーマにした企画展『匂わずにはいられない!~奥深き嗅覚の
世界~』に小尾アナがお邪魔してきた模様をお届けしました。
こちらの企画展では、近年の研究によってわかってきた成果の中から、
鼻が「匂い物質」をいかに捉えるのかと、脳が匂いをいかに感じ、
感情にどう影響を与えるのかという2つの視点から奥深い嗅覚の世界が
紹介されています。
展示は5つのコーナーで構成されており、実際にさまざまな匂いを
かぎながら、匂いが鼻に捉えられ、感情や脳に影響を与える仕組みが
紹介され、嗅覚の不思議を体感することができます。
1つ目のコーナーは、いわばイントロダクション的なゾーンである
「匂いの世界へ」。ここでは、古い本、パンジーの花、土という身近に
ある3つのものの匂いを意識してかぐ体験をする。じっくりとかぐことで、
普段目にしているものでも、さまざまな匂いがあることに気がつくことが
できるようになっています。 それぞれのモノからは、匂いのもととなる
化学物質(匂い物質)が発せられており、例えば、古書の匂いには、
バニラの匂い物質「バニリン」や、お酢の匂い物質「酢酸」が含まれて
いるのだとか。
2つ目のコーナーからは、匂いの仕組みなどを学んでいきます。
まずは、[レッスン1]「多様な匂いを感じる仕組み」。
私たちヒトの鼻には「嗅覚受容体」とよばれる、匂いセンサーが存在
していて、匂い物質がこのセンサーにはまると、匂いを感じることが
できるといいます。展示では、この匂いセンサーの仕組みについて
興味深い実験を紹介しており、実際に小尾アナも体験してみました。
この後、小尾アナがとんでもない匂いを嗅がされるのですが、
その模様は明日お伝えします。お楽しみに!