『パラスポーツをサイバー技術で手軽に楽しく!「サイバーボッチャ」を開発』(前編)
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2017年11月9日(木) デイリー「ホッと」トピックス
『パラスポーツをサイバー技術で手軽に楽しく!「サイバーボッチャ」を開発』(前編)
リスナーの皆さんは、『ボッチャ』という競技をご存知ですか?
『ボッチャ』というのは、イタリア語で「木のボール」を意味し、脳性まひや
四肢に障がいがある人のためにヨーロッパで生まれたスポーツです。
パラリンピックの正式種目であり、去年のリオデジャネイロ・パラリンピックでは、
日本チームが銀メダルを獲得し、話題となりました。
そんなボッチャを誰でも手軽に楽しめるように開発されたのが『サイバーボッチャ』。
開発したのは、広告制作やロボット・人工知能(AI)事業などを展開している
『1→10(ワン・トゥー・テン)』という会社です。
『サイバーボッチャ』の開発者で代表取締役社長の澤邊さんは、大学生のときに
バイク事故が原因で頸椎を損傷し、車いすを使った生活に。
その事故の後のリハビリ生活の中で、『ボッチャ』と出会ったそうです。
『サイバーボッチャ』は通常のボッチャのコートの半分の大きさ・幅3メートル、
奥行き5メートルで行うゲーム。ルールやボールは実際の試合と同じですが、
大きな違いは審判員がいないこと。通常は1投ごとに審判員が定規などを使って
目標球との距離を計測しますが、『サイバーボッチャ』ではそれをすべて機械が
自動的にやってくれます。
明日は、その『サイバーボッチャ』を体験させていただいた模様をお伝えします。
お楽しみに!