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デイリー「ホッと」トピックス

『栃木県特産の"アレ"を使った スピーカーが人気に!』

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2017年11月6日(月) デイリー「ホッと」トピックス
『栃木県特産の"アレ"を使ったスピーカーが人気に!』


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リスナーの皆さんは栃木県の特産品と聞いて、
どんなモノを思い浮かべますか?


もちろん、いろいろなモノがありますが、
その中のひとつにお寿司などでおなじみの
「かんぴょう」があります。


実は、栃木県は「かんぴょう」の生産量が全国一位。
その特産品「かんぴょう」の原料を使ったスピーカーが発売され、
今、話題となっています。


こちらのスピーカーを開発したのは、栃木県小山市にあるカーオーディオ
専門店「サウンドテック高橋電機」という会社。
「fucucchi(フクッチ)」と名付けられた"かんぴょうスピーカー"は、
その見た目のかわいさと高い音響性能で人気となっているそうで、
社長の高橋昭さん(67)は「オーディオに関心がなかった人にも、
音の良さを味わってほしい」と語っています。


高橋電機は1969年創業。高橋さんは自然素材が伝える音の響きに可能性を
感じ、2013年の春、かんぴょうの原料となるユウガオの実「ふくべ」を
使ったスピーカーの開発を始めました。


ユウガオの実は知り合いの農家に栽培を依頼し、収穫からおよそ2年かけて
乾燥させ、製作は全て手作業。中身をくりぬいた丸い実に2基はめ込まれた
スピーカーユニットが、クリッとした目のように見え、2本の脚を付けた
外観は「ゆるキャラみたいでかわいい」と、ネットや展示会で評判だとか。


「ユウガオの実は世界中で楽器に使われてきた」と語る高橋さん。
皮が厚く大きな実は、低音を響かせ、音を遠くまで飛ばすのに適している
そうで、「特に、弦楽を聴くのにうってつけ」とのこと。


製品ごとに形や大きさが異なるのも魅力で、価格は16万~23万円(税別)。
今年9月末には「ブルースターサウンズ」のブランド名でオンライン販売の
ホームページを立ち上げ、販路拡大を目指しています。


高橋さんは「培ってきた音響のノウハウを生かした製品ができた。
栃木県の特産品をアピールすることにつながればうれしい」と、
話しています。


興味を持たれた方は、「かんぴょうスピーカー」または、
「ブルースターサウンズ」で検索してみてください。

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