『"クーリングフード"としてアロエに脚光!』
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2017年8月30日(水) デイリー「ホッと」トピックス
『"クーリングフード"としてアロエに脚光!』
まだまだ残暑が厳しい中、体温を下げるクーリングフードとして、
改めて「アロエ」が注目されているそうです。
この夏は新商品が続々と発売されているほか、ロングセラーのアロエ入り
ヨーグルトなども出荷額を伸ばしているということです。
アロエは肉厚な葉や茎、根の部分に水を貯蔵する多肉植物。
砂漠など乾燥地に生育し、アフリカ大陸やアラビア半島に多く分布。
エジプトやヨーロッパでは、紀元前から薬草として利用されていました。
中国の伝統医学や日本の漢方では、体内に取り込んだ食材の特性を
『寒』『涼』『温』『熱』に分類し、アロエは『寒』の食材。
体内の余分な熱を取り、イライラを抑えたり、不眠を解消したり、
便通をよくする効果があるとされているのだとか。
そんなアロエに注目し、この夏、いろいろな企業がアロエ食品を発売しています。
「ガリガリ君」でおなじみの赤城乳業では、アロエの果肉を盛り込んだアイス
キャンディー「ガツン、とアロエ」を発売。みかんやグレープフルーツなどの
果肉の食感を楽しむことができるロングセラー「ガツン、と~」シリーズの
購入者は20~40代の男女が中心だが、「ガツン、とアロエ」に関しては、
他のフルーツに比べ女性の割合が高いのが特徴。
なお、赤城乳業によると「発売以来、売り切れ店が続出し、国内のコンビニでは
販売を終了しました」とのことです。
このほか、日本ケンタッキー・フライド・チキンでは、冷たい飲むスイーツ
「クラッシャーズ」に新フレーバーとして「アロエ&マスカット」を加えました。
紅茶ブランド「リプトン」は、東京・表参道と大阪・梅田に夏限定の専門店を
設置し、フルーツ・イン・ティー「ビューティーストロベリー+アロエ」などを
販売していました。(限定イベントのため、現在は終了)
また、平成6年の発売から23年というロングセラー「森永アロエヨーグルト」
シリーズは、前の年の同じ時期と比べて、5%ほど出荷額を伸ばしているそうです。
もうしばらく続きそうな暑い季節、アロエを使った食品を召し上がってみては
いかがでしょうか?