『ラジオ体操・レゲエバージョンが、じわじわ人気に!』
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2017年7月19日(水) デイリー「ホッと」トピックス
『ラジオ体操・レゲエバージョンが、じわじわ人気に!』
今、一風変わった「ラジオ体操」がじわじわと人気を集めているそうです。
流れるのはおなじみの「ラジオ体操第1」のメロディーなのですが、
振り付けは"レゲエ"!
「老若男女、誰でも踊れる」と話題になり、SNS上では「『恋ダンス』の
次はこれ」との声も広がっているのだとか。
振り付けを考えたレゲエダンサー増渕朱公(しゅこう)さん(29)。
増渕さんは大学時代にレゲエにはまり、映像制作会社で働きながらダンサー
として活動。3年ほど前から「レゲエをもっと多くの人に知ってもらえないか」
と、いろいろ考えていたそうです。
ジャマイカ発祥のレゲエは「同じ振り付けをみんなで踊る」ことが文化。
日本ゆかりの盆踊り、ソーラン節も頭に浮かんだ。みんなで踊れるものを考え
続けていたある日、DJがダンスホールにラジオ体操を流したところ場が盛り上がったそうです。
「これ、アレンジしたら面白いんじゃね」と思い、動きを1日で作り上げ、
2015年夏にはスペインのレゲエフェスティバルに参加し、外国人400人に
披露したところ、「スペインでも踊らせてくれ」という反響はあったが、
それから2年ほど動きはなかったんだとか。
火がついたのは今年5月。動画を見たタレントが「小学校時代からこっちが
よかった」などと投稿。すると、「ダンスの授業でとりあげてほしい」「恋ダンス
の次はこれが流行る」とSNSで拡散し、再生回数は2週間で5万回を記録。
以降、北は北海道、南は沖縄まで、各地で踊った動画がSNSに投稿され、
埼玉県のある自治体からは「みんなで踊りたい」と依頼がきました。
小学生らが校庭や公園に集ってラジオ体操に励む夏休みはもうすぐ。
「子どもからおじいちゃんおばあちゃんまで、一緒にレゲエで踊ってもらうのが
夢ですね」と、考案した増渕さんは胸をふくらませている。
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