『「サイクルサッカー」の魅力を立川から発信中!』
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2017年7月11日(火) デイリー「ホッと」トピックス
『「サイクルサッカー」の魅力を立川から発信中!』
皆さんは「サイクルサッカー」という競技をご存知でしょうか?
サイクルサッカーはヨーロッパ発祥のスポーツ。
ハンドルがシカの角のように長く延び、前にも後ろにも進むことができる
特殊な自転車に乗りながら、長さ14メートル、幅11メートルのコート
で2対2で争います。ルールはほぼサッカーと一緒ですが、使用するボールは
サッカーボールより一回り小さいそうです。
試合中は自転車を体の一部のように扱い、前輪で細かくドリブルしたり、
ボールをたたいて強烈なシュートを放ったりする。本物のサッカーにも負けない
迫力が魅力なのだとか!
ちなみに日本室内自転車競技連盟によると、サイクルサッカーの国内競技人口は
500人程度で、東京工業大や大阪大など大学が中心。特殊な自転車が必要で
活動場所も限られるため、一般の人が競技を始めるにはハードルが高いのが現状。
そんな中、去年の春、大学内のチーム以外としては全国的にも極めて珍しい、
「サイクルサッカー」のクラブチームが立川市で発足し活動を本格化させています。
こちらのクラブチームには現在、およそ20人が所属。
週2回の練習のほか、認知度を高めるために大会も開催してきました。
しかし、一時は近くの小学生も練習に訪れたが、最近は参加が減っているそうです。
サイクルサッカー元日本代表で、本場であるドイツへの留学経験もあるという
クラブの代表・松田さんによりますと、「しっかり練習に取り組めば、1か月ほどで
楽しむことができる」とのこと。
男性だけではなく、女子大生を中心に女性も参加しており、
立川市では女性のみの大会なども開催してきたんだとか!
大人用の26インチ自転車以外に、子どもでも乗ることができる24インチの
自転車も用意。
現在、クラブの運営費は主要メンバーのカンパで賄われ、一般の参加者には
入会金や月謝はない。競技用の自転車も無料で借りることができます。
代表の松田さんは「まだまだ競技人口が少ないので、早くから始めれば
日本代表になるのも夢ではない。地域のみなさんに気軽に参加してもらい、
地域に根ざしたクラブを目指したい」と話しています。
また、同じく松田さんによると、"日本代表"というフレーズは非常に魅力的
らしく、それを聞いた親が子どもに勧めるケースも多いのだとか。
興味を持たれた方は、「たちかわサイクルサッカークラブ」で検索してみて
ください♪