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デイリー「ホッと」トピックス

『世田谷区の障がい者施設で作る「愛犬用クッキー」が大好評!』

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2017年7月4日(火) デイリー「ホッと」トピックス
『世田谷区の障がい者施設で作る「愛犬用クッキー」が大好評!』


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今、世田谷区にある障がい者施設「泉の家」で作られている、
ワンちゃん用のクッキーが評判になっているそうです。


ちなみに、都内にある障がい者施設でワンちゃん用のクッキーを作って
いるのはここだけとのこと。もちろん、中心となって作っているのは、
こちらの施設の利用者のみなさん。
以前から製造されていたそうですが、多くの人に関心を持ってもらおうと、
今年の春にクッキーを犬の形などに変えたところ、売り上げが前の年の
同じ時期と比べて、およそ2倍に伸びたのだとか!
人が食べるクッキーと同じ食材を使い、添加物や油分、砂糖を加えない健康志向。
つなぎがないので歯ごたえがあり、少量でも満足感があるため減量中の愛犬にも
ピッタリとのことです。


そんなワンちゃん用のクッキーを作り始めたのは、2010年に行われた施設の
改築がきっかけ。「地域に開かれた施設」を目指し、1階にカフェを設けた際、
閑静な住宅街にあることから、愛犬を連れた人にも利用してもらおうと考えたそうです。
そこで、「他の施設にはない、自分たちの商品を作ろう」と、ワンちゃん用の
クッキー作りに着手しました。
クッキー作りでは、獣医師から貴重なアドバイスも。
同じ種類のドッグフードを食べ続けることで、アレルギーを持つ犬が増えている
ということを知ったため、小麦やとうもろこし、鶏肉など8種類のアレルゲンを
使わないクッキーを作ることに。しかし、限られた材料でのクッキー作りは
難しい。煮干しや高野豆腐などを試すと、犬にそっぽを向かれたといいます。


お菓子作りの得意な施設ボランティアの助言を受け、試行錯誤すること半年。
タピオカ粉を使ったアレルギー対応のビーフレバー味が誕生。
犬のしつけには少量で複数回与えた方が良いという獣医師のアドバイスもあり、
ビーフレバー味は細長く成形して、表面に切り込みを入れてちぎりやすくしました。
その結果、今では一番の人気商品となっているそうです!


味はチーズ味、パンプキン味、さつまいも味と、アレルギー対応のビーフレバー
味の4種類があり、1袋(20グラム)150~200円で、こちらの施設の
カフェで販売しているほか、動物病院や犬のしつけ教室などにも納品しています。


ワンちゃんのことを大切に考えて作られている「愛犬用クッキー」、
一度お試しになってみていかがでしょうか?

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