『「トキワ荘の歴史」を語り継ぐ紙芝居、4年の歳月をかけて遂に完成!』
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2017年6月6日(火) デイリー「ホッと」トピックス
『「トキワ荘の歴史」を語り継ぐ紙芝居、4年の歳月をかけて遂に完成!』
手塚治虫さんや赤塚不二夫さん・石ノ森章太郎さんら、
多くの有名漫画家が駆け出し時代を過ごしたことで知られる『トキワ荘』。
その歴史を語り継ぐため、かつて豊島区にあったアパートで切磋琢磨した
若者たちの姿を描いた紙芝居を、地元住民の皆さんたちが4年がかりで
完成させたそうです。
紙芝居を作ったのは、豊島区の地域の歴史や文化を語り継ぐ活動をしている
NPO法人「はばたけ千早(ちはや)」語り部部会の皆さん。
タイトルは「夢を育む トキワ荘のヒーローたち」。
アパートに住んだ10人の若き漫画家たちが登場します。
「牛乳配達をしながら作品づくりに励んだ」、「キャベツ炒めをごちそうに食卓を
囲んだ」......、といったエピソードを盛り込み、貧しいながらも夢に向かって
共に努力した姿を18枚に描いたそうです。
制作にかかり始めたのは4年近く前。NPO法人の高木理事長が、
「世界中に日本の漫画やアニメのファンがいるのに、その原点でもある
トキワ荘の文化的な価値を知らない住民が多い」と思い、提案。
以降、およそ10人のメンバーで文献を調べ、時に本人や家族らに事実関係を
確認してストーリーを練りました。
また、プロダクションに承諾をもらい、「鉄腕アトム」や「ジャングル大帝」
などの作品も登場。
絵も自分たちで描いて完成させました。
今後、語り部部会では、依頼のあった学校などで紙芝居を上演していく予定。
高木理事長は「トキワ荘の物語は、子どもたちに"頑張れば道は開ける"という
メッセージにもなる」と話しています。
こちらの紙芝居に興味を持たれた方は、「区民ひろば千早」
電話 03-3959-2281 まで お問い合わせください♪