『茨城のエシャレットが最盛期を迎える!』
※放送終了後1週間しかお聴きになれません。
※詳しくはコチラをご覧ください。
2017年5月30日(火) デイリー「ホッと」トピックス
『茨城のエシャレットが最盛期を迎える!』
「エシャレット」というのは、生で食べることができるラッキョウで、
普通のラッキョウに比べて食べられる部分が長く、辛みが少ないのが特徴。
ちなみに、よく間違えられるそうですが、タマネギの一種である
「エシャロット」とは、まったくの別物です!
そんな「エシャレット」は、茨城県と静岡県で生産が盛んで、
こちらの2つの県だけで全体のおよそ9割を生産しています。
茨城県内で特に「エシャレット」の生産が盛んな行方市で、
今、収穫が最盛期を迎えているそうです。
ラッキョウと「エシャレット」の大きな違いは「深まき」と「若採り」。
ラッキョウは5~7センチの深さに種をまくが、
「エシャレット」は20~25センチと倍以上の深さに種をまきます。
また、ラッキョウは実が丸みを帯びるように畑で熟成させるが、
「エシャレット」は時間をかけず早めに収穫。
味の面では、ラッキョウに比べて辛みが少ないため、生でも食べられます。
食べ方としては、生で食べるなら「みそマヨネーズ」や「明太マヨネーズ」
などをつけて食べるとおいしいですよ。
より辛みをなくして、子どもでも食べやすくするのであれば加熱調理が
オススメ。例えば、天ぷらにしたり、豚肉と一緒に炒めたりしてもおいしいです。
今後の課題は、いまだに「エシャロット」と間違われてしまうという、
知名度のアップ。そのために、行方市の生産者のみなさんは年に数回、
東京近郊のスーパーなどに出向き、試食宣伝を行っているのだとか!
今晩の食卓に、旬の野菜「エシャレット」を使ったお料理を並べてみては
いかがでしょうか?