『タクシーで大江戸時間旅行!』
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2017年5月23日(火) デイリー「ホッと」トピックス
『タクシーで大江戸時間旅行!』
今、「タイムスリップ・タクシー」と名付けた、新たなサービスが
話題となっているそうです。
大名屋敷や寺院などを描いた古地図に基づいて、
タクシーで東京都内の歴史スポットを案内するサービスで、
日本を訪れた外国人や歴史ファンを中心に人気となっているのだとか。
「タイムスリップ・タクシー」を行っているのは「日の丸リムジン」という会社。
タブレット端末のGPS機能を使い、古地図に現在地や走行ルートを表示。
特定の場所でタブレットをかざすと、江戸時代の風景・風俗を描いた浮世絵や、
CGで再現した建造物などが鑑賞できます。
音声は日本語・英語・中国語・韓国語に対応。
現在コースは2つあり、ひとつは「江戸城コース~天守閣の復元と江戸町文化~」
大名屋敷が立ち並ぶ丸の内を出発。皇居に向かい、辰巳櫓、江戸城正門の大手門、
11代家斉・15代慶喜将軍の一橋家、平川門、九段、清水家の清水門、
武道館が建っている田安家の田安門、靖国神社、イギリス大使館を通過。
さらに、半蔵門、最高裁判所、国立国会図書館、井伊家、桜田門外の変があった
桜田門、当時は海だった日比谷、大岡越前が勤めた南町奉行所、歌舞伎座、
築地本願寺、与力や同心が住んでいた八丁堀、土佐藩があった東京国際フォーラ
ム、東京駅八重洲口、遠山の金さんが勤めた北町奉行所を通り、江戸時代の
五街道の起点だった日本橋がゴールとなっています。
中でも、見どころはコースの何ヶ所かから眺めることができる、CGで再現した
江戸城天守閣。実際の景色とともに鑑賞できる天守閣は圧巻!
こちらは、1時間・2人乗りで5千円。
もうひとつは、「忠臣蔵コース ~赤穂浪士の辿った道~」。
大名屋敷が立ち並ぶ丸の内を出発。吉良上野介屋敷跡に向かう。向かうまでの
時間帯では、忠臣蔵の前編(江戸城、松の廊下刃傷、浅野内匠頭の切腹、義士の
暮らし、討ち入りへの行進、討ち入り)の物語が流れる。いよいよ吉良上野介
屋敷跡から、赤穂浪士が泉岳寺まで歩いた道を古地図に基づきタクシーで走行。
忠臣蔵の後編(泉岳寺への行進、両国橋、ちくま味噌・甘酒粥休憩、浅野内匠頭
屋敷跡、義士の紹介、泉岳寺、義士の切腹)となる。また道の途中では、芭蕉庵、
清澄庭園、永代橋、築地本願寺、歌舞伎座、汐留・新橋、日比谷神社、増上寺、
慶応大学、札の辻、高輪大木戸、江戸風俗を堪能できます。
こちらは、3時間半・2名乗車で1万6000円。
ちょっと変わったタクシー旅で、東京の歴史を再発見されてみては
いかがでしょうか?